水のコラム

キッチンのつまりの原因とは?対処法も解説

2026年09月14日 (更新日:2026年09月15日)   つまりのトラブル

キッチンの排水口に調理で出た油汚れや食べカスが流れ込むと、つまりの原因になります。初期段階では水が流れるまでに時間がかかる程度でも、放置するとシンクに水がたまり、まったく排水できなくなる場合もあるでしょう。

この記事では、キッチンがつまる原因や自身で試せる解消方法、作業時の注意点、水道修理業者へ依頼する作業費の目安、つまりを予防する方法まで紹介します。

キッチンのつまりの原因

キッチンのつまりは、排水口や排水管へ油汚れ、食べカス、固形物などが蓄積して起こるものです。しかし、原因によって適した対処法が異なるため、直前に流した物や水の流れ方を確認することが欠かせません

排水口内に油汚れが固まっている

調理器具や食器に付いた油をそのまま洗うと、排水口や排水管の内側へ油分が付着します。

流れた直後は液体でも、温度が下がると固まり、粘りのある層へ変化するのです。特に、油汚れには食べカスや洗剤の成分が付着しやすく、時間が経つほど厚くなります。

食材のカスが溜まっている

野菜の切れ端や米粒、麺類、茶葉などの食べカスが排水口へ流れると、ごみ受けや排水トラップにたまります。細かい食べカスでも油汚れに絡み付くため、排水管の内側で塊になるおそれがあります。

また、ごみ受けが満杯になると水が流れにくくなり、シンク内に水が逆流する場合もあります。

固形物が排水管につまっている

スプーンやフォーク、ペットボトルの蓋、つまようじ、スポンジの一部などを落とすと、排水トラップや排水管の曲がった部分へ引っ掛かる場合があります。そこへ油汚れや食べカスが付着すると、水の通り道がさらに狭くなります。

固形物を落とした直後は水を流さず、まずは見える位置にあるか確認してみてください。ただし、ラバーカップなどで圧力を加えると、排水管の奥へ移動するおそれがあります。

関連記事:キッチンでつまり発生!よくある原因・気を付けるべきポイントとは

キッチンのつまりを解消する方法

キッチンのつまりを解消する際は、ごみ受けや取り外せる排水トラップを確認し、見える範囲の食べカスを除去します。そのうえで、つまりの原因や程度に合う解消方法を選んでみてください。

40~50℃のぬるま湯を流す

軽い油汚れが原因で水の流れが遅い場合は、40~50℃のぬるま湯を少量ずつ流す方法があります。最初に排水口のごみ受けを外し、見える食べカスや油の塊を除去してください。

ただし、一度に大量に流すと、つまりが残っていた場合にシンクから溢れる可能性があります。排水の様子を見ながら少しずつ注ぐことがポイントです。

重曹とクエン酸(酢)を使用する

重曹とクエン酸は、水を加えることで泡が立ち、排水口周辺に付着した軽い汚れを浮かせて除去します。

使用する際は、排水口へ重曹を振りかけたあと、重曹の半分程度を目安にクエン酸または酢を加えてください。少量の水を注いで発泡させ、しばらく置いてから水で十分に洗い流しましょう。ただし、排水管の奥で固まった油汚れや固形物には十分な効果が得られない場合があります。

ラバーカップ(スッポン)を使用する

ラバーカップ(スッポン)は、吸引と圧力によって軽いつまりを動かす器具です。排水口へカップを密着させるため、ごみ受けや取り外せる蓋を外し、周囲の水分を調整します。

カップをゆっくり押し付け、勢いよく引く動作を数回繰り返してみてください。なお、固形物を落とした場合は、奥へ押し込む可能性があるため使用を控えましょう。

パイプクリーナーを使用する

液体パイプクリーナーは、排水口や排水管に付着した油汚れやぬめりを落とすための洗剤です。使用前に見えるごみを除去し、製品表示に記載された用量と放置時間を守って使用してください。

また、別の洗剤を混ぜると危険なため、ほかの薬剤を続けて加えないように注意が必要です。使用後は、水で十分に洗い流しましょう。

ペットボトルを使用する

排水口の形状によっては、空のペットボトルを使用して軽いつまりへ圧力を加える方法も有効です。

排水トラップを外したあと、ペットボトルの口を排水口へ密着させ、容器を数回押します。ただし、汚水が飛び散る可能性があるため、周囲へ雑巾を敷き、ゴム手袋を着用しましょう。排水口へ密着しない場合や、数回試しても改善しない時は、無理に作業を続けないでください。

固形物を直接除去する

固形物がごみ受けや排水トラップの見える位置にある場合は、ゴム手袋を着用し、トングなどで手前に引いて除去します。異物を押し込まないように、ゆっくりつかむことがポイントです。

なお、排水管の奥へ入った固形物を、箸や棒で探すのは避けましょう。配管を傷つけたり、異物をさらに奥へ移動させたりするおそれがあります。

関連記事:固形物によるキッチン詰まりを解消する方法を徹底解説!

排水口のつまりを解消する際の注意点

屋内のキッチンつまりを対処する際は、熱湯や強い圧力によって排水口や排水管を傷めないように注意が必要です。

作業後にシンク下から水漏れした場合は、水を流し続けず、収納物を移動させてください。排水管の接続部や床まで濡れている時は、水道修理業者へ相談しましょう。

熱湯を使用しない

熱湯を排水口へ流すと、排水管や接続部の樹脂製部品が変形するおそれがあります。油汚れを落とすためにお湯を使用する場合は、40~50℃程度のぬるま湯に調整しましょう。

もし、排水管の素材や設備の状態が分からない場合は、取扱説明書で使用できる温度を確認してみてください。

固形物を無理に流さない

排水口へ落とした固形物を大量の水で流そうとすると、排水管の奥へ移動する可能性があります。

見える位置にない場合は、ラバーカップやペットボトルで圧力を加える行為も避けたほうが無難です。固形物の種類や大きさ、落とした時刻を記録しておくと、水道修理業者へ状況を伝えやすくなるでしょう。

水道修理業者へ依頼する

自身で対処しても水が流れない場合は、排水管の奥や屋外の排水マスでつまりが起きている可能性があります。台所だけでなく浴室や洗面所でも流れが悪い時は、建物全体の排水経路の点検が必要になります。

そのため、一般的な方法で改善しない頑固なつまりは、自身で高圧洗浄機を使用せず、水道修理業者へ高圧洗浄を依頼してください。

キッチンがつまった時に起こる症状

キッチンがつまると、水が流れるまでに時間がかかる、シンクへ水がたまる、排水口から異音がするなどの症状が現れます。

また、油汚れや食べカスが蓄積している場合は、排水口からニオイが上がることもあるでしょう。さらに、症状が複数ある時は、排水管の奥まで汚れが広がっている可能性があります。

シンクの水が抜けない

シンクの水が流れにくい、たまった水が少しずつしか減らない場合は、排水口や排水トラップの一部が汚れで塞がれている状態です。流す水の量が増えると排水が追い付かず、シンク内の水位が上がることもあります。

まずはごみ受けと排水トラップを確認し、見える食べカスを除去してみてください。それでも改善しない場合は、排水管の奥でつまりが起きていると考えられます。

水が流れない

水がまったく流れない場合は、排水管が油汚れや固形物で塞がれている可能性があります。その際は蛇口の使用を止め、食器洗い機など排水につながる設備も使用しないでください。

無理に水を追加すると、シンクから溢れたり、接続部から水漏れしたりするおそれがあります。

水が溢れる

排水が追い付かない状態で水を流しつづけると、シンクから水が溢れます。床へ広がった水は、キッチン収納や床材へ染み込み、カビや腐食の原因になる可能性があります。

まずは蛇口と食器洗い機を止め、床の水を雑巾や吸水シートで拭いてください。加えて、シンク下も確認し、排水管から水漏れしている場合は収納物を移動させましょう。

異音がする

排水時にゴボゴボと音がする場合は、水と空気が狭くなった排水管を通っていることが考えられます。

音だけで直ちに故障とは限りませんが、流れの遅さやニオイを伴う時は注意が必要です。また、浴室や洗面所でも同じ音がする場合は、屋外の排水マスや共用の排水管に原因があります。集合住宅では、管理会社や大家にも状況を伝えてみてください。

水道修理業者へ依頼した場合の費用の目安

しまね水道職人では、キッチンのつまりに対する作業料金として、低度の薬品洗浄などが5,500円~、中度のドレンクリーナーなどが26,400円~、高度の高圧洗浄などが38,500円~を目安に記載しています。なお、出張費の目安は1回3,300円です(令和8年7月時点)。

ただし、つまりの原因や排水管の状態、設備環境によって金額が変動します。実際の金額は現地確認後のお見積もりで確定するため、作業内容と内訳を確認しておきましょう。

詳しい作業料金は、以下のページをご確認ください。
キッチンの水漏れ・つまり

水道修理業者を選ぶポイント

キッチンのつまり修理を依頼する際は、水道局指定工事店であるか、作業前にお見積もりを提示するかを確認してみてください。加えて、排水管の高圧洗浄や固形物の除去など、必要な作業に対応した実績があるかも見ておきましょう。

お見積もりでは、作業費や出張費、材料代、追加作業の条件を確認します。なお、緊急性が低い場合は、複数の水道修理業者にお見積もりを依頼し、同じ条件で比較すると判断しやすくなるでしょう。

また、公式ホームページに対応エリアや施工例、保証制度が掲載されているかもポイントです。

キッチンのつまりを予防する方法

キッチンのつまりは、油や食べカスを排水口へ流さず、汚れが固まる前に掃除することで予防しやすくなります。そのため、調理後や食器洗いの前には、シンク周りとごみ受けを確認する習慣をつけてみましょう。

食器の油をキッチンペーパーで拭き取る

油が付いた食器や調理器具は、洗う前にキッチンペーパーや布で拭き取ります。フライパンに残った油も、固める製品や吸収材を使用し、排水口へ直接流さないようにしましょう。油汚れを減らすことで、排水管へ食べカスが付着しにくくなります。

また、拭き取った紙や布は、自治体の分別方法に沿って処分してください。

キッチンで料理以外のことをしない

キッチンの排水口へ、絵の具や塗料、ワックス、粘土、機械油などを流すのは避けてください。水に溶けにくい成分が排水管へ付着し、つまりや設備の劣化を招く可能性があるためです。

なお、洗面用品や小さな部品をシンク周りへ置くと、誤って落としてしまうことも考えられます。そのため、料理や食器洗いに関係のない物は、別の場所で取り扱いましょう。

定期的に掃除する

ごみ受けの食べカスはこまめに処分し、排水口の蓋や排水トラップへ付着した油汚れを中性洗剤と柔らかいブラシで掃除します。

外した部品は向きと位置を確認し、元の位置に確実に取り付けましょう。掃除後も流れが悪い場合は、排水管の奥へ汚れが蓄積している可能性があります。その際は、複数の洗剤を続けて使用せず、水道修理業者へ点検を依頼しましょう。

キッチンのつまりはしまね水道職人にお任せ

キッチンのつまりは、排水口や排水管へ蓄積した油汚れ、食べカス、固形物などによって起こります。水が少しずつ流れる軽い症状であれば、40~50℃のぬるま湯や液体パイプクリーナーなどで改善する可能性があります。一方で、水がまったく流れない場合や固形物を落とした場合は、無理に作業を進めないでください。

しまね水道職人は、島根県内でのキッチンのつまり、排水時の異音や異臭、水の逆流などに関するトラブルに対応可能です。現地で原因を確認し、作業内容とお見積もりを提示したうえで、ご了承後に作業を進めます。

365日24時間、お問い合わせを受け付けております。自身で対処してもつまりが改善しない場合は、当社へお問い合わせください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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