水のコラム

放置すると大変なことに!?給湯器のトラブルといえば水漏れ

2021年06月17日  給湯器の水漏れ

給湯器で起こるトラブルというと何を思い浮かべるでしょうか。実は、一番多いのが水漏れであり、放置しておくと命に関わるような事故につながるおそれもあるのです。一酸化炭素中毒や漏電事故といった命に関わる事故を引き起こさないように、現状問題がないかのチェック項目や対処法についてなどご紹介いたします。

給湯器の水漏れの原因

水漏れが起こる原因はいくつかあります。ご自宅の状況に合わせて切り分けをしていくと、原因を突き止められるでしょう。

考えられる原因の1つ目が、経年劣化です。給湯器の寿命はおおよそ10年弱と言われています。
現在7年以上使用している場合は、パッキンの劣化やポタポタと水が止まらないことはないか、日頃から気をつけて見ておくと良いでしょう。すでに10年以上経っている場合は、トラブルが起きた際に部品交換だけでは間に合わない状況の可能性があり、本体交換することをおすすめします。

2つ目に、設置時の取り付けミスです。配管との接続が甘い状態だと水漏れが起こります。割と設置してから期間が経たない内に水漏れに気付くことになるでしょう。

3つ目は、寒さによる配管の凍結です。長期間自宅にいない場合など水抜きをしておかないと、冬場は配管内で凍結が起こり、破裂することがあります。また、凍結対策がされていない地域だと、急に気温が0℃以下へ冷え込んだ日に凍結が起きやすいでしょう。

給湯器の水漏れが引き起こす危険な事故とは?

前述のように、給湯器の水漏れを放置していると、一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。なぜそのようなことが起こるのでしょうか。それは、給湯器内部のバーナーに水漏れした水がかかることで不完全燃焼となり、一酸化炭素が発生してしまうのです。

無臭のため気付かない間に発生してしまい、その強力な毒性で倒れてしまう可能性もあります。屋内、屋外どちらとも危険度は変わらないので、一定年数経っているようであれば、水漏れが起きていないか定期的にチェックすると良いでしょう。

また、マンションの場合、水漏れを放置してしまうと状態が悪化して、下の階にまで被害が出るケースもあります。水道代だけでなくガス代、修理代も跳ね上がってしまうでしょう。修理代に関しては、基本の工事料金の相場が約1万円、その他部品代などは1,000円未満〜数万円まで状況によって変わります。本体交換だと、10万〜20万円前後が目安です。とにかく、事故を起こさず出費も増やさないためにも、ちょっとした変化があった際は見逃さず、専門業者へ相談するようにしましょう。

給湯器の水漏れを発見したらどうすればいい?

実際に給湯器から水がポタポタと止まらないなど水漏れが起こった場合は、冷静に状況を判断することが大切です。もし、設置してからさほど時間が経っていない、季節的にも凍結の可能性もないということであれば、設置時の問題の可能性があります。取り付けしてもらった業者へ早めに相談することにより無償で修理してもらえるケースもあるため、料金についてもしっかり確認しましょう。そうでない場合は、こちらの手順通りに落ち着いて対処すれば問題ありません。

まず、給湯器の電源を切りコンセントを抜きます。水がどこから出ているのか、どのくらいの量なのか、特筆すべき状態はないかなど確認してください。もし、水抜き栓から水が出ているのであれば心配はありません。しかし、配管との接続部分や本体のどこかから水が出ているようであれば、部品交換が必要な可能性があります。

10年以上使用している場合は、本体ごと買い替えとなることも視野に入れておきましょう。元栓を閉めて、なるべく早めに業者へ連絡してください。

給湯器の配管凍結の予防法

万が一、珍しく冷え込んだ翌日などにお湯も水も出ない状況になってしまったとすると、給湯器や配管が凍結した可能性があります。その場合、寒冷地でなければ温度がまた上がると思うので、それにより自然に解凍されることを待ってみましょう。水が出るようになったら、念のため給湯器や配管周りから水漏れが起きていないかチェックしてください。

なお、配管などに熱湯をかけて解凍させようとすることは行ってはなりません。配管破損の可能性があり、大変な状況になる可能性があります。ぬるま湯をかけて水気を拭き取って様子を見ることはできますが、できれば自然解凍を待ってください。

事前の予防方法としては、前日から少量の熱湯を出したままにしておけば凍結することはありません。ただ、水道代が気になる方もいるでしょう。給湯器本体の凍結予防としては、凍結予防ヒーターを自動ポンプ運転の両方が適切に稼働するように、それぞれの電源が入っていることを確認しておけば問題ありません。配管の凍結予防には、事前の水抜きや断熱材の設置がおすすめです。資材はホームセンターなどで購入できるので、急激な冷え込みが予想される際はぜひお試しください。

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しまね水道職人は、松江市、出雲市、浜田市、益田市、江津市、仁多郡など島根県で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。お客様が安心してご利用いただけるように、スタッフは専門的な教育制度を経たものばかりです。

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