水のコラム

トイレットペーパーの詰まり、放置は大丈夫?溶ける時間や対処法を解説!

2024年06月27日  トイレのトラブル

トイレットペーパーは、水に溶けやすい素材で作られているため、トイレに流しても問題ないと思われていますが、詰まりの原因になることがあります。詰まりが発生すると、トイレが使えなくなるだけでなく、悪臭や水漏れなどのトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。この記事では、トイレットペーパーによる詰まりの原因と、詰まった際の対処法について解説します。

トイレットペーパーによる詰まりは意外と多い

トイレが詰まる原因として、トイレットペーパー以外の異物を落としてしまったり、排水管が劣化してしまったりなどが考えられますが、トイレットペーパーが原因の詰まりも少なくありません。トイレットペーパーは、水に溶けやすい素材で作られていますが使用状況によっては詰まりを引き起こすことがあります。

トイレットペーパーの使いすぎが原因

トイレットペーパーによる詰まりの主な原因は、一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうことです。トイレットペーパーは水に溶けやすい素材で作られていますが、一度に大量に流すと水に溶ける前に詰まってしまうことがあります。特に、トイレットペーパーを丸めたり、折りたたんだりして固めて流すと水に溶けにくくなるため要注意です。

海外製のトイレットペーパーは溶けにくい

海外製のトイレットペーパーの中には、日本の製品と比べて水に溶けにくいものがあります。これは、海外と日本ではトイレの構造や規格が異なり、それぞれの国に合わせたトイレットペーパーが作られているからです。海外製のトイレットペーパーを使用する際は、水に溶けるかどうかを確認してから使うようにしましょう。

トイレに流す水量不足も詰まりの原因に

節水意識が高まる中、トイレの水量を減らしすぎるとトイレットペーパーが十分に流れず、詰まりの原因になることがあります。トイレットペーパーを流す際は、十分な水量を流すことが大切です。また、節水タイプのトイレを使用している場合は、メーカーの推奨する水量に調整するなどの対策を講じましょう。

トイレットペーパーによる詰まりは、日頃の使い方次第で予防することができます。万が一、詰まってしまった場合は、迅速に適切な対処を行うことが大切です。

放置しても詰まりが取れないときの対処法

トイレットペーパーが詰まってしまった場合、しばらく放置すると自然に溶けて流れていくことがあります。しかし詰まりの量が多かったり、水に溶けにくいトイレットペーパーを使用していたりすると、放置しているだけでは解消しないことがあります。では、そのような場合にどうすれば良いのか対処法をご紹介します。

お湯を流して溶かす

トイレットペーパーは、お湯に溶けやすい性質があります。詰まりが取れない場合は、40~50度程度のお湯をバケツなどで流し込んでみましょう。トイレの水を抜き、便器の高さよりも高い位置から勢い良くお湯を流し込むことで、詰まりを効果的に溶かすことができます。

ただし熱すぎるお湯は、便器が割れてしまう恐れがあるため避けてください。また、大量のお湯を一気に流し込むと、逆に水が溢れる原因になりかねないため、様子を見ながら少しずつ行うことが大切です。

お湯を流し込んだ後は、30分~1時間程度放置し、再度水を流して詰まりが解消されているか確認します。

ラバーカップで吸い出す

お湯を流す方法で詰まりが解消されない場合は、ラバーカップを使った方法を試してみましょう。ラバーカップは、トイレの詰まりを解消する際の強い味方です。

使い方は、ラバーカップを水に浸けて、便器の排水口に密着させます。そこから勢いよく押し引きを繰り返すことで、詰まりを吸い出すことができます。

ラバーカップを使う際は、便器内の水量に気を付けてください。水が多すぎると、押し引きする際に水が飛び散ってしまいます。反対に水が少なすぎると、圧力がかからずに詰まりを吸い出すことができません。水量の目安は、便器の半分程度が適量です。

ラバーカップは、ホームセンターなどで購入することができます。コンパクトで場所を取らないため、常備しておくと便利でしょう。

業者に依頼するタイミング

トイレットペーパーの詰まりは、ほとんどの場合は上記の方法で解消できます。しかし、どうしても詰まりが取れない場合や、頻繁に詰まるようであれば、業者に依頼することをおすすめします。

トイレの詰まりを放置すると、悪臭の発生や水漏れなど、さまざまな二次被害を引き起こす恐れがあります。特に、階下への水漏れは大きな問題となります。

詰まりがひどい場合は、素人の手に負えないこともあります。無理に直そうと、かえってトイレを壊してしまっては元も子もありません。迅速に専門業者に相談することで、適切な対処法を教えてもらえるでしょう。

ティッシュペーパーは絶対にトイレに流さない

ティッシュペーパーは、トイレットペーパーと似た素材ですが、トイレに流すことは絶対に避けましょう。ティッシュペーパーは、トイレットペーパーとは素材や特性が異なるため、トイレに流すと詰まりの原因になります。

ティッシュは水に溶けない

トイレットペーパーは水に溶けやすい素材で作られているため、トイレに流しても問題ありません。一方、ティッシュペーパーは、水に溶けにくい素材が使用されています。

ティッシュペーパーは、強度や柔軟性を重視して作られており、トイレットペーパーと比べて密度が高く繊維が長い特徴があります。また、ティッシュペーパーの多くは、水分を吸収しやすくするために化学物質が含まれています。

そのため、ティッシュペーパーは水に濡れても簡単に溶けることはありません。トイレに流したティッシュペーパーは、水に溶けずに排水管内に残ってしまうのです。

詰まりの原因になる

水に溶けないティッシュペーパーをトイレに流すと、排水管内でティッシュ同士が絡まって大きな塊になり、詰まりの原因となります。特に、一度に大量のティッシュペーパーを流すと、短時間で詰まりを引き起こす可能性が高くなります。

ティッシュペーパーが原因の詰まりは、トイレットペーパーの詰まりと比べて解消が難しいのが特徴です。トイレットペーパーは水に溶けやすいため、時間が経てば自然に解消することもありますが、ティッシュペーパーは水に溶けないため、そのままの状態で詰まりが解消されることはありません。

そのため、ティッシュペーパーによる詰まりは、ラバーカップなどを使った方法では解消が難しく、業者による高圧洗浄などの専門的な対処が必要になることも少なくありません。

ティッシュペーパーをトイレに流すことは、トイレの故障や水漏れなどの原因になりかねません。さらに、トイレが使えなくなるだけでなく、修理費用も高額になる可能性があります。

詰まり解消に使える道具はホームセンターで手に入る

トイレットペーパーによる詰まりが起きてしまった際、自分で解消に挑戦する場合は、適切な道具を使うことが重要です。詰まり解消に役立つ道具の多くは、近くのホームセンターで手に入れることができます。ここでは、詰まり解消に使える代表的な道具と、島根県内のおすすめホームセンターをご紹介します。

ラバーカップは詰まり解消の必需品

トイレの詰まり解消に欠かせない道具の一つが、ラバーカップです。ラバーカップは、先端にゴム製のカップが付いた柄の長い道具で、別名「スッポン」とも呼ばれています。

使い方は簡単で、便器内の水を適量にした上で、ラバーカップを詰まりのある排水口に密着させ、勢いよく押し引きするだけです。これにより、詰まりを吸い出すことができます。

ラバーカップは、500~1,000円程度とリーズナブルな価格で購入できるため、一家に一つ常備しておくと便利です。ホームセンターでは、トイレ用品コーナーで見つけることができます。

島根県でおすすめの大型ホームセンター5選

続いて、島根県内にある大型ホームセンターを5つご紹介します。これらのホームセンターでは、ラバーカップをはじめ、詰まり解消に使えるさまざまな道具を取り揃えています。

1. コーナン 東出雲店(松江市)

国内大手のホームセンターチェーン「コーナン」の東出雲店は、豊富な品揃えが自慢です。DIY用品から日用品、園芸用品まで幅広く取り扱っています。

2. スーパーホームセンターいない 松江田和山店(松江市)

地域密着型のホームセンター「いない」の松江田和山店は、特に園芸用品の品揃えに定評があります。親切なスタッフが、丁寧に対応してくれるのも魅力の一つです。

3. ホームプラザナフコ 松江店(松江市)

リーズナブルな価格設定と豊富な品揃えが人気の「ホームプラザナフコ」。松江店は市内でも大型の店舗で、DIY用品や日用品などを幅広く取り扱っています。

4. ジュンテンドー 出雲南店(出雲市)

島根県内に多数の店舗を構える「ジュンテンドー」。中でも出雲南店は、各種日用品からDIY用品、園芸用品まで豊富な品揃えが自慢です。

5. ナンバホームセンター 出雲ドーム店(出雲市)

出雲市内で人気のホームセンター「ナンバ」の出雲ドーム店は、特に園芸用品と木材が充実しており、木材売り場は専門業者も利用できるほどの在庫が確保されています。

これらのホームセンターでは、トイレの詰まり解消に役立つさまざまな道具を手に入れることができます。ぜひ、お近くの店舗を利用してみてください。

解決できない場合は専門業者に相談を

トイレットペーパーによる詰まりは、自分で解消できる場合もありますが、ときには専門業者の力を借りる必要があります。無理に自分で直そうとすると、かえって状況を悪化させてしまう場合もあるため注意しましょう。ここでは、専門業者に依頼すべきタイミングと、トイレの詰まりや水漏れでお困りの際におすすめの業者をご紹介します。

詰まりがひどいときは無理に直さない

トイレットペーパーによる詰まりが一向に改善されない場合は、無理に自力で直そうとせずに専門業者に依頼することをおすすめします。

特に、詰まりがひどく便器内の水位が下がらない場合は、素人の手に負えない可能性があります。無理に直そうとすると、トイレを傷つけたり、水漏れを引き起こしたりして修理費用がさらにかさんでしまいます。

また、トイレットペーパー以外が詰まりの原因の場合も、専門業者に調査してもらうことが重要です。異物が詰まっていたり、配管に問題があったりする場合は、専門的な知識と技術が必要となります。

自力で試みた詰まりの解消法が功を奏さない場合は、早めに専門業者に相談しましょう。

水漏れなど二次被害のリスクがある

トイレの詰まりを放置していると、水漏れなどの二次被害を引き起こすリスクがあります。特に、トイレが2階以上の高さにある場合は、水漏れによって階下に被害が及ぶ可能性があるため、注意が必要です。

トイレから水が漏れている場合は、詰まりが原因である可能性が高いですが、配管の劣化や損傷が原因のこともあります。素人の目では原因の特定が難しいため、水漏れに気づいたらすぐに専門業者に相談しましょう。

水漏れを放置すると、床や壁の材料を傷めて修繕費用が高額になってしまう恐れがあります。また、漏れた水が電気配線にかかることで、感電や火災のリスクも生じるため非常に危険です。

トイレの詰まりや水漏れは、発見したらできるだけ早く専門業者に相談することが大切です。

トイレの詰まりや水漏れ修理なら「しまね水道職人」へ

島根県でトイレの詰まりや水漏れでお困りの際は、「しまね水道職人」にご相談ください。「しまね水道職人」は、島根県内でトイレや水回りのトラブルに対応している専門業者です。

トイレの詰まりや水漏れは、緊急を要する場合が多いです。「しまね水道職人」では、24時間365日受付対応をしており、緊急の依頼にも迅速に対応してくれます。

また「しまね水道職人」は水道局指定工事店のため、詰まりなどのトイレの修理に関する高度な技術と知識を持ったプロフェッショナル集団といえます。安心して修理を任せることができるでしょう。

修理費用の見積もりは、詰まりや水漏れの状況を見てから無料で行うため、料金について気軽に相談できます。また作業は、修理の内容や費用にご納得いただいてから開始するため、この点も安心して修理依頼できるでしょう。

トイレのトラブルは、放置せず迅速に専門家へ相談することが大切です。島根県にお住まいの方は、ぜひ「しまね水道職人」にご依頼ください。トイレットペーパーの詰まりから水漏れまで、水回りのあらゆるトラブルを解決します。

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しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315

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