水のコラム

簡単にトイレの増設を行う方法を解説!トイレが複数あるメリットとは

2022年04月28日  トイレのメンテナンス


家族が多い場合、1つのトイレを使用することに不便さを感じることは少なくありません。

解決策のひとつは、トイレ増設です。この記事では、トイレを増設するメリットや増設する方法を紹介します。

トイレの増設を検討している人は役立ててください。

トイレ増設で得られるメリットとは?

トイレを増やすことで得られる3つのメリットを紹介します。

■利便性が向上する
トイレが1つしかない場合、当然のことながら1人しかトイレに行けません。

そのため、朝のバタバタしている時間は、トイレ渋滞が起こることも。トイレを待つ時間は長く感じるものです。

家族が多い家庭であればとくに、トイレが1つだと何かと不便に感じます。トイレを増設することで、好きなタイミングにトイレに行けるのは非常に便利でしょう。

また、2階建ての1軒家だと大抵の場合、トイレは1階に設置しています。

トイレが1つだと、わざわざ階段を上り下りしなければなりません。夜中にトイレに行きたい時も、不便に感じることがあるでしょう。

トイレを増やすことで、そのような煩わしさを改善できます。

■高齢者が安心できる
高齢者にとっては、トイレが近くにあるということは安心感があります。

歳を重ねるとトイレが近くなりますし、長い時間トイレを我慢できません。また、足腰を弱めている高齢者にとって、トイレを使用することは、思いのほか体力を消費する動作です。

トイレが1つしかない場合、移動するのにも時間がかかってしまうので、負担に感じることも。
高齢者が快適に生活するためにも、トイレの増設はメリットになるのです。

■来客でも安心
来客の際、トイレを使用しているのは気持ちが落ち着かないもの。

しかし、来客時でも目立たないような2階にトイレを設置しておけば、ゆっくりトイレに入れます。

万が一、訪問客がトイレを使用することになった場合でも、トイレで鉢合わせることにならずに済むでしょう。

一般的なトイレ増設の方法

一般的なトイレ増設にかかる費用は、およそ50万円が相場の費用になります。

トイレの増設方法は、既存のデッドスペースを活用する方法と増築工事で床面積を増やす方法の2種類。

増設方法によっても、費用は異なってきます。新しく建物自体に新設・増設する場合は、トイレの敷地に必要な面積はおよそ0.4〜1畳といわれています。

そのため、住居の押し入れ・クローゼット・階段上の踊り場などのスペースを利用することが可能です。

床面積を変更することなくトイレを増設する場合、費用相場は、40〜100万円ほど。しかし、配管が遠いなどの理由で工事が難航する場合は、費用が100万円を超えることも考えられます。

間取りや配管の位置によっては、2階を増設工事する場合でも50万円で施工できることも。

配管の位置によってもかなり左右されるでしょう。既存スペースを利用せず新たに増設してトイレを設置する場合、1畳ほどの広さであれば70〜200万円程度の費用になります。

ただし、収納を追加する時や2階以上で配管工事に手間がかかる場合は、さらに金額が上がることが予想されます。

これらの費用はトイレスペースの内装・間取りの変さらにかかる料金・配管工事費用・電気工事費用・便器等購入価格が含めた基本的な価格です。

また、施工箇所付近に上下水道の配管がない場合には、延長工事が必要になり追加費用として約5万円かかります。

便器および便器の価格はタンク式便器の場合は、約60,000円〜、タンクレスで自動洗浄機能が付いている便器の場合は、約200,000円が相場になります。

工事期間も幅があり、3日と短いこともあれば14日ほどの長期間にわたる工事になることもあるのです。

「SFAポンプ」を使ったトイレ増設の簡単な方法

「SFAポンプ」とは、フランスのSFA社が作る排水圧送ポンプのことです。

フランス発祥で60年以上の歴史を持つ衛生機器のリーディングメーカーであるSFA社。

海外ではライフスタイルの変化に応じてトイレやバスルームを増設するのが一般的です。そのため、子ども部屋やゲストルームの隣にSFAポンプを利用してトイレを増設したりもします。

SFAポンプでトイレを増設すれば、大きな配管工事や床工事をする必要なく排水を上に圧送できます。トイレの後ろや手洗い器下など省スペースを活用して、設置できるのが最大のメリットです。

最大で5mまで排水を圧迫でき、水平100mまで可能。しかしサイズ感は、内径が20mmもしくは25mmと小径の排水管で対応します。

そのため、床下ではなく天井や壁を通して排水配管を通すことが可能になるのです。また、両サイドに2カ所の雑排水用の流入口が付いているため、トイレに加えて手洗い器などの雑排水の接続・合流も可能に。

さらにSFAポンプには、ステンレス製の高速回転刃を内蔵しているという特徴があります。そのため、排泄物とトイレットペーパーを細かく粉砕することが可能に。

径の細い排水管の利用が可能になるため、建物へのダメージを最小限に抑えながら水と一緒に排泄物を流せます。

このようなSFAポンプは、どのように使用されているのでしょうか。

一例として、在宅介護で使用することもできます。

通常、在宅介護で使用されるトイレはポータブルトイレが一般的ですが、室内にこもるニオイや排泄物の処理は大変です。

もし、SFAポンプを使えば大掛かりな工事をすることなく、狭いスペースでも清潔なトイレを簡単に増設できること間違いありません。

SFAポンプを使用してトイレ増設することは衛生面を向上させます。介護の負担も軽くできるでしょう。

SFAポンプを使ったトイレ増設にかかる費用やかかる期間は?

通常のトイレ増設には、50〜100万円ほどの費用がかかり設置場所にも制約があります。

給排水管の増設工事もあるため、工事期間は5〜7日ほどと長め。

一方で、SFAポンプを使ったトイレ増設は低コスト価格です。メーカー希望小売価格は、税込で161,700円。洗面所やシンクの増設向けポンプの場合は、税込みで129,800円と安くなります。

そのため、2階や寝室近くにトイレを増設することが可能に。店舗であれば、従業員休憩室にトイレを増設することもできるでしょう。

また、工事期間も短く、通常は1日で長い場合でも2日で完了します。往来はトイレを増設するためには、排水管の工事が大きな制約になっています。

そのため、増設場所が限られる、増設自体を諦めなければならないことも。

ところが、SFAポンプを使ったトイレを増設することで、排水管敷設のために使用する床の「はつり」や「かさ上げ」が不要になります。

排水配管工事をシンプルにできるのです。工期が短くなっただけではなく、工事費用も低価格なので、今までトイレの増設を諦めていた人でも検討できるでしょう。

まとめ

トイレを増設することは、多くのメリットがあります。家族が多い家庭であれば、トイレの待ち時間を少なくすることも可能。高齢者にとっても、トイレが増えるのは安心感を与えるものになるでしょう。

一般的にトイレを増設する場合、50万円ほどの費用がかかります。配管が遠いなどの理由で工事が難航する場合は、費用が100万円を超えることも考えられます。

一方、SFAポンプを使ったトイレの増設は、低コストかつ短期間で仕上がります。大掛かりな工事が不要なので、建物へのダメージを最小限に抑えることも可能です。

高齢者がいる家庭や、家族が多くトイレを増設したい人は検討してみてはいかがでしょうか。

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