水のコラム

水道から水漏れしている?応急処置で二次被害を抑えよう!

2023年07月22日  水のトラブル

水道から水漏れを起こしてしまうと、部屋のあちらこちらに被害が及ぶ可能性があります。そのため、発見したらすぐに対処をしなければなりません。しかし、突然の出来事なので、焦ってしまい対処ができない人もいるでしょう。

そこで当サイトでは、水漏れしている場合の確認方法や応急処置などを詳しく解説していきます。アパートやマンションの2階に住んでいる人は、下の階に被害が及ばないように早めに防ぐことも大切です。

水道から水漏れしている場合の確認箇所は?

水漏れが起こりやすい場所は、以下の4箇所です。

給水管を確認
給水管の劣化により水漏れを起こすことがあります。長年使用していると、経年劣化により、配管本体のヒビ割れや内部部品の劣化などで水漏れを起こすのです。

排水管を確認
排水管も長年使用していると経年劣化を起こし、水漏れしやすくなります。内部のパッキンやサビによる亀裂など、さまざまな症状が考えられるのです。水回り設備の下の扉を開けて、どこから漏れているかを確認してください。

見えない場所の確認
壁から異音が発生している場合は、中に設置されている配管から水漏れをしている可能性があります。シューという音や、ジャバジャバという異音が壁からしていたら、見えない部分が漏れていると考えましょう。

ホースを確認する
給水ホースや排水ホースはゴム製品で出来ているため、劣化しやすい部品だと言われています。経年劣化などで破損して漏れだすことも考えられます。またネズミなどの害虫によって食いちぎられることもあるので、注意してください。

水漏れ箇所を特定したらまずやること

場所が特定できたら、まずこれ以上被害を拡大させないための対策が必要です。

水道の元栓を閉める

まずは水の流れを止めましょう。場所の特定ができない場合は、家全体の元栓を閉めるようにしてください。そのあとに、キッチンやトイレなどを調べることがおすすめです。

漏れている箇所の止水栓を止める
漏れている場所が特定出来ている場合は、各設備の止水栓をストップさせることが大切です。元栓は全ての水をストップさせてしまいます。とても不便なので、漏れている箇所のみストップさせることがおすすめです。

濡れているときは床を拭く
配管などから水が垂れて、床が濡れてしまっているときは早急に拭いてください。床にシミが残ってしまったり、放置すると腐ってしまったりします。拭いたあとは風通しをよくして、しっかりと乾かすことが大切です。

雑巾やタオルを巻いておく
止水栓を止めても破損している箇所から水が漏れているときは、雑巾やタオルを巻いておくことがおすすめです。水漏れの状態が酷い場合には、下にバケツを置いておくと良いでしょう。

水道からの水漏れ応急処置方法

水が止められたら、応急処置や簡単な修理をしておきましょう。なお、以下の方法はあくまでも応急処置です。

完全に直すのであれば、この方法で対策をしたあとに業者へ依頼して直して貰いましょう。そのまま放置すると、二次被害を引き起こしてしまう恐れがあります。

排水管のつまりを解消
つまりを起こして水漏れしている場合は、つまりを解消させることが大切です。原因によって使用するものは違いますが、食べ物のカスや油汚れであればパイプクリーナーがおすすめです。

また浴槽や洗面台などは、髪の毛が原因であることが挙げられます。その場合、パイプクリーナーでは処理しきれないこともあるのです。この状態では、真空パイプクリーナーやラバーカップなどで汚れを吸い出す方法がおすすめです。

防水テープで補修
配管の劣化によりヒビ割れや破損をしている場合は、防水テープがおすすめです。漏れている箇所の水滴を、しっかり拭きとってから防水テープを巻きつけていきましょう。2〜3回程度巻きつけておけば、水が漏れ出す心配はありません。

防水テープは、ホームセンターで購入可能です。いくつかの種類に分かれているため、配管の素材や粘着力、テープの材質などで選ぶと良いでしょう。分からない場合は、店員の方に相談してみることもおすすめです。

排水管を交換する
修理することに慣れている人は、古くなった排水管などを交換してみましょう。防水テープはあくまでも応急処置です。水漏れを起こしている配管をしっかり直したいのであれば、配管ごと新品に取り替えることが改善策になります。

ただし、普段からやっていて慣れている人以外は、防水テープの応急処置までにしておきましょう。

ナットやパッキンの交換をする
接続部分のナットやボルトが緩んで漏れ出しているときは、モンキーレンチを使用して締め直していきましょう。この作業であれば、個人でも対応が可能です。しっかり締め直して止まるのであれば、作業は終了になります。

また蛇口の部分から水漏れしているのであれば、パッキンを交換することも応急処置のひとつです。この作業も簡単なので、個人で対応することができます。蛇口のパーツを外してから、パッキンを新品に交換してください。

自分で対処せず業者に任せたほうがいいケース

ここからは、自分で処理せずに業者に依頼するケースを紹介します。

自分でやる自信がない場合
応急処置や交換作業を自分ではできないと感じたら、業者に相談してください。逆に手を出してしまうと、修理不可能になりすべて交換することにもなりかねません。その状況を避けるために、自信のない方は初めから依頼してください。

部品が分からない場合
交換部品が分からなかったり、自分で部品が入手できなかったりといった際は依頼してください。業者しか入手できないこともあるため、頼んだ方が早めに作業が完了することもあるのです。部品が取れないときは業者へ相談と考えておきましょう。

水漏れ修理に時間がとれない
そもそも修理をする時間がないという人も、業者に依頼する必要があります。いちばんやってはいけないことは、水漏れをそのまま放置してしまうことです。平日に時間がとれないのであれば予約をして、休日に直して貰いましょう。

確実に水漏れ修理をしたい
確実に水漏れを直したい人も、初めから業者に依頼してください。応急処置は最低限水漏れを止める作業です。その必要がいらないのであれば、止水栓を止めたあとに、業者へ相談することがいちばん早く直す方法になります。

まとめ

水道から水が漏れ出したときには、初めに家全体の元栓を閉めることが大切です。そのあとに場所を特定してから元栓を開き、気になる部分の止水栓だけを止める流れになります。

自分で応急処置をしたいときは、必要な工具やパーツを揃えた上で作業を始めてください。現在では、ほとんどの工具やパーツがホームセンターで入手できます。買い忘れがないようにチェックリストを作成することもおすすめです。

しかし、自信が無い人や部品が揃わなかったりした場合は、初めから業者に依頼してください。早く確実に直して貰えます。修理をする時間がない人なども依頼しておけば、確実に直して貰えるので安心できるでしょう。

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しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315

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