水のコラム

トイレが水浸しになる原因とは?水浸しになった際の対処法や予防法とあわせて解説

2023年09月07日  トイレのトラブル

皆さんはトイレが水浸しになった経験はありませんか?トイレが水浸しになるのはさまざまな原因が考えられるため、落ち着いて対処する必要性があります。

また、水浸しにさせないための予防法も合わせて知っておくことが大切です。

それでは、トイレが水浸しになる原因や対処法、水浸しにならないようにするための予防法についてご説明しましょう。

 

トイレが水浸しになる原因とは?

トイレが水浸しになる原因は数多くあるため、どんな原因で水浸しになってしまうのか知ることが大切です。

主に以下のような原因でトイレが水浸しになります。

 

  • ●便器のひび割れや設備不良
  • ●トイレのタンクのひび割れや内部の部品不良
  • ●ウォシュレットの経年劣化や故障
  • ●結露
  • ●給水栓・洗浄管・止水栓の緩みや不具合

それでは、トイレが水浸しになる原因についてご説明しましょう。

 

便器のひび割れや設備不良

トイレが水浸しになる原因として挙げられるのが、便器のひび割れや設備不良です。便器は本来頑丈なものではありますが、経年劣化などによってひび割れることがあります。

特に便器と床の間から水漏れしている場合は便器がひび割れているかもしれません。また、便器の側面や背面がひび割れている可能性もあるため、さまざまな角度から確認するようにしましょう。

便器はひび割れていないにもかかわらず水漏れが起こる場合もあるため、注意が必要です。もしも便器を設置してから間もなく水漏れが起きた場合は設備不良が考えられるため、便器を設置した業者に問い合わせる必要性があります。

 

トイレのタンクのひび割れや内部の部品不良

もしも便器ではなくトイレのタンクから水漏れが起きていた場合は、タンクのひび割れや、タンク内の部品不良が考えられます。タンク周辺をチェックする前に、タンク内部を確認して十分に水が入っているかどうか確認しましょう。

水が十分に入っているなら内部の部品不良等が原因ではないと判断できますが、もしも水が減っている場合は内部の部品不良の可能性があります。何らかの原因でタンクに強い衝撃が加わったり、経年劣化が進んだりしているとタンクにひびが入ることがあります。タンクの背面やレバー部分、給水パイプの接続部などの各部品から水漏れしていないかチェックしましょう。

 

ウォシュレットの経年劣化や故障

ウォシュレット便座の場合、故障が原因で水漏れすることがあります。

洗浄ノズルの止水栓が故障していたり、電機システムや配管の不具合が起きたりしていることが原因で水漏れしている可能性があるため、便座につながったホースやノズル、給水ソケット、ウォシュレット内部のタンクやパイプなどを確認して水漏れしていないかチェックしましょう。なお、水漏れの量が少ない場合はウォシュレット本体から水が漏れていることがあります。さらに、ウォシュレットを使った時だけ水漏れが起こることもあるため、原因究明が難航しやすい部分でもあります。

 

結露

夏場や梅雨の時など、時期によっては外部と水の温度差によって結露が発生する可能性があります。この場合、結露した部分から水が垂れてくることで水漏れしているような状態になるのが原因です。冬場はトイレではなく、窓や壁が結露することがあるので、そこから水が垂れてきて床が水浸しになっているように見えることもあります。

自然現象を止めることはできないため、カビが発生しないように定期的に掃除しましょう。

 

給水栓・洗浄管・止水栓の緩みや不具合

中には給水栓や洗浄管、止水栓の緩みや不具合によって水漏れが発生することがあります。いずれもゴムパッキンや金属部分の摩耗、ナットの緩み等によって水漏れが発生する恐れがあるため、先にトイレの止水栓とタンクをつなぐパイプや、便器とタンクをつなぐパイプなど、給水管が繋がっている部分をチェックしましょう。

 

トイレが水浸しになってしまった時の対処法

もしもトイレが水浸しになってしまった場合、被害を最小限に抑えるため、適切に対処することが重要です。

トイレが水浸しになってしまったら、以下の対処法を試してみましょう。

 

  • ●水漏れしている原因を突き止める
  • ●トイレのタンクやひび割れは補修用テープで止める
  • ●給水管と排水管の接続部のナットの締め直し・パッキンの交換
  • ●ウォシュレットをチェックする
  • ●業者に依頼する

 

水漏れしている原因を突き止める

トイレが水浸しになった時に最初に行うのは、どこから水漏れしているのか原因を突き止めることです。トイレから水漏れしている場合、業者に依頼しないと直せないと思う方もいるかもしれません。

実際に業者でなければ直せないところもありますが、自分で直せる部分もあります。先に水浸しになった床を掃除すると、どこから水漏れしているのか分かりやすいでしょう。水漏れしている部分に応じて対応していくことで、上手に対処できるようになります。

 

トイレやタンクのひび割れは補修用テープで止める

もしもトイレやタンクがひび割れていた場合、ホームセンター等に売っている補修用テープで止めるのがおすすめです。ひび割れをカバーするようにテープを張ることで一時的に水漏れを防ぐことができます。

とはいえ、あくまで応急処置にしかならないため、いずれ限界が来て被害が出てくる恐れがあります。応急処置で水漏れを止めている間に業者に依頼して根本的な修理を行いましょう。

 

給水管と排水管の接続部のナットの締め直し・パッキンの交換

給水管や排水管から水漏れしている場合は、接続部のナットが緩んでいたり、ゴムパッキンが劣化していたりする恐れがあります。この場合、最初に接続部のナットを確かめましょう。

もしも指で簡単に回せるくらい緩んでいる場合は自分で簡単に直せるので、水漏れ解消につながります。ナットを締めても水漏れが解消されない場合は、ゴムパッキンが劣化している可能性があります。

ゴムパッキンはわずかな隙間をなくすためのものですが、経年劣化によって緩んでくると隙間から水漏れを引き起こしてしまうのです。同じゴムパッキンを購入して交換することで、水漏れが解消できます。

 

ウォシュレットをチェックする

ウォシュレット便座の場合、給水管のゴムパッキンの劣化やフィルターに汚れが溜まって詰まっている可能性があります。給水管を確認してゴムパッキンが緩んでいるようであれば、新品で同じゴムパッキンを購入して交換しましょう。フィルターの汚れはウォシュレット便座の取扱説明書を確認しながら取り外して、詰まった汚れを取り除きましょう。ゴムパッキンの交換とフィルターの掃除をするだけで水漏れが解消できる可能性は十分にあります。

 

業者に依頼する

以上で解説した方法を実践しても水漏れが解消されなかったり、自分では対処できない部分があったりする場合は、すぐに業者に依頼しましょう。業者にトイレの修理依頼をすることで、専門的な観点からどこで水漏れが発生しているのか見抜くことができます。

修理が必要だと判断した場合は専門的な技術や知識によってあっという間に水漏れを解消してくれるため、自分で対処できない時に頼りになります。まずは複数の業者に見積もりを依頼して、信用できる業者に依頼しましょう。

 

 

トイレが水浸しにならないようにするための水漏れ予防法

普段から予防策を徹底していればトイレが水浸しになるようなことはありません。

水浸しにして対処に追われないようにするためにも、以下の予防法を実践するのがおすすめです。

 

  • ●誤った節水をしない
  • ●トイレットペーパーを一度に大量に流さない
  • ●掃除する際に各部品をチェックする

 

それでは、トイレが水浸しにならないようにするための水漏れ防止法についてご説明しましょう。

 

誤った節水をしない

トイレの水を節水する方もいますが、中には誤った方法で節水をするケースがあります。特にやってはいけないのが、トイレタンクの中にペットボトルを入れるという節水方法です。

確かに節水はできるかもしれませんが、ペットボトルがタンク内の部品に接触してしまうので故障や異常につながる可能性があります。部品が動いたり壊れたりしてしまうと、それが原因で水漏れが起きてしまい、水浸しになってしまうこともあるでしょう。

節約のためにといって節水を行っていても、その結果トイレの水漏れや水浸しにつながると、結局修理費用で出費が大きくなってしまうという場合もありますので、節水は無理のない範囲で行うようにしましょう。

 

トイレットペーパーを一度に大量に流さない

一度に大量のトイレットペーパーを流した経験がある方も多いかもしれませんが、その行為はトイレが水浸しになる原因なので止めましょう。トイレットペーパーは水に溶けやすい性質を持っているとはいえ、一度に大量に流してしまうと溶け切らずに残ってしまう可能性があります。

溶け切らなかったトイレットペーパーが堆積すると、排水管を塞いでしまい、紙詰まりを起こして水漏れを引き起こしてしまいます。水漏れを起こさないようにするためにも、一度にトイレットペーパーを大量に流さないように心がけましょう。

 

掃除する際に各部品をチェックする

トイレの水漏れは各部品の劣化や破損が原因として挙げられるため、トイレ掃除を行う時に各部品をチェックしましょう。定期的にゴムパッキンの劣化やネジの緩みなど、各部品をチェックすることで水漏れトラブルを未然に防ぐことができます。ただ、タンク内の確認は忘れがちなため、1ヶ月に1回でもいいのでタンク内を確認して部品をチェックしましょう。

 

まとめ

トイレが水浸しになる原因は多くあります。

部品の劣化や経年劣化、ひび割れなど多くの原因が挙げられますが、どこから水漏れしているかによって対処法も変わってきます。ゴムパッキンを交換したりネジを締めたりと自分でできる方法もありますが、自分ではどうしようもないと判断したら業者に依頼して直してもらうのがおすすめです。

しまね水道職人」ではトイレはもちろん、キッチン、お風呂、洗面所など、水回りのトラブルやお悩みをスピード解決しています。

もしもトイレから水漏れが起きてしまったら、しまね水道職人に依頼してみてはいかがでしょうか。

関連記事

しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315

しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315