水のコラム

シャワーホースが外れたときの対処法は?DIYの方法も解説

2022年11月02日  お風呂の直し方

毎日使用するシャワーですが、同じものを使い続けているとシャワーホースが外れてしまうことがあります。

そこで今回はシャワーホースが外れる原因、シャワーホースが外れたときの対処法、シャワーホースの適切な選び方、シャワーヘッドも一緒に交換するメリットについてくわしく解説します。

シャワーホースが外れる原因

長年シャワーを使用しているとシャワーホースが外れてしまうことがあります。ではどうしてシャワーホースが外れてしまうのでしょうか。

ここではシャワーホースが外れてしまう原因について解説します。

両端に負荷がかかりやすい
シャワーホースには使用するたびに大量の水が流れています。そのため、ホースの両端や接続部分、パッキンなどには大きな負荷がかかり続けます。

この水圧に負けてしまうとシャワーホースが外れてしまいます。接続部分に関しては一度劣するとすぐにホースが外れてしまうため、部品の交換を検討しましょう。

ホースの経年劣化
ホース自体が経年劣化を起こすことでもシャワーホースが水圧に耐え切れなくなり、ホースが外れてしまうことがあります。シャワーホース自体は使用頻度や使用環境によっても変わりますが、5年ほど使用したら交換を検討するとよいでしょう。ホースが劣化していると外れる恐れに加えて水漏れの原因にもなります。

接続部分のネジが切れる
シャワーヘッドとホースの接続部分はネジで取り付けられています。このネジ部分は長年使用を続けると水圧に耐え切れずに割れてしまうことがあります。ネジ部分が割れてしまうとホースが外れてしまいます。

シャワーホースが外れたときの対処法

ではシャワーホースが外れてしまったときにどのように対処すべきなのでしょうか。ここではシャワーホースが外れてしまったときの対処法をご紹介します。

シャワーホースを交換する
基本的にはシャワーホースの劣化などが原因で外れてしまったときにはシャワーホースを交換することが有効です。交換に際して、あたらしいシャワーホース、マイナスドライバー、モンキーレンチの3点を準備してください。

ではホースの交換方法をご紹介します。最初に交換したいシャワーホースを取り外してください。基本的に水道関連の交換作業においては止水栓を閉めることになります。しかし、シャワーホースの交換については必ずしも止水栓を閉めるという必要はありません。

止水栓を閉めることで噴水を防ぐことができるため、心配な方は止水栓を閉めておくと安心です。止水栓はマイナスドライバーを使用すると簡単に閉めることができます。次に、シャワーヘッドをホースから取り外しましょう。

シャワーヘッドは手で回すと簡単に取り外すことが可能です。続いてシャワーヘッドを外したら水栓全体とつながっている部分があるためそこを外してください。

日常的に回すことがないため、水垢が固まって回しづらくなっている場合にはモンキーレンチを使って外しましょう。ホースの両端を取り外したらこれまでとは逆の手順でホースをつないでいきましょう。しっかりと固定したら交換作業完了です。

交換するときの注意点
交換する際に確認してほしいこととして蛇口に接続されている側のネジサイズです。ホースの交換というと、ホース本体の長さやデザインに気を取られてしまうでしょう。もちろんそれらの重要ですが、蛇口との接続部分のネジのサイズが違うと取り付けられなくなります。

ネジを購入するときにわからなくならないように、あらかじめネジのサイズを確認しておくようにしましょう。また、サイズが分からない場合にはネジを直接持参することも失敗がなくおすすめです。

シャワーホースの適切な選び方

では新しいシャワーホースを購入するときにどのような点に注意して選ぶべきなのでしょうか。ここではシャワーホースの適切な選び方について解説します。

シャワーホースを選ぶ際に非常に大切なことは、ホースの材質や長さ、ホースのフックサイズです。これらの要素はシャワーホースの製品によってそれぞれ異なっています。自分の好みや生活スタイルに合ったシャワーホースを選べるようにある程度調べておくようにしましょう。

シャワーホースの材質としてはゴム製のものや金属製のものが一般的となっています。人によって好みが分かれますので好きなものを選んでください。どちらの方が良いというような優劣は特にありません。

シャワーホースの長さも様々です。おすすめはこれまで使用していたものを同じ長さを選択することです。デフォルトのシャワーホースの長さに対して大きな不満がない場合には、これまでより短くも長くもしないことがおすすめです。

シャワーフックとシャワーホースの収納に使う部品を指します。シャワーホースのサイズをしっかりと確認して購入するようにしましょう。シャワーホースにはたくさんの種類があるため、フックの大きさが異なっているとフックにさせないというトラブルになることもあります。心配な方はシャワーホースのサイズとシャワーフックのメーカーを同じものにするとよいでしょう。メーカーが同じであればサイズ確認も簡単で、フックとホースの組み合わせが可能なのかどうかをすぐに確認できます。

シャワーホースを交換する際にこれまでと全く同じ製品を選ぶ場合には特に注意する必要はありません。しかし、違う製品にする場合には蛇口とのサイズが合うかどうかも確認しましょう。サイズが同じであってもメーカーの違いによっては微妙に誤差があり、ホースが蛇口から外れやすくなるというトラブルもあります。こちらも心配な方は同じメーカーで統一するとよいでしょう。

シャワーヘッドも一緒に交換しよう

シャワーホースの交換を検討している方はシャワーヘッドも一緒に交換するとよいでしょう。長年使用していてシャワーホースが劣化しているということは、特に異常がないように見えてシャワーヘッドの劣化も確実に進んでいます。シャワーホースが外れることが多くなったり、水圧が弱くなったと感じたりする場合にはシャワーヘッドも交換する時期かもしれません。

シャワーヘッドの場合には長年使用していると劣化によりひび割れが生じたり、破損したりします。また、水道水にはミネラル成分が含まれているため、徐々にシャワーヘッドの穴に付着していき詰まりに発展することがあります。

シャワーホースとシャワーヘッドを一緒に交換する際にはデザインを合わせて統一感を生むことも可能です。たかがシャワーと思うかもしれませんが、浴室はもともと狭い空間のため、シャワーだけでも浴室の雰囲気をガラッと変えることができます。自分好みのホースとヘッドに付け替えることで毎日のお風呂時間が楽しくなるに違いないでしょう。

また、最近では節水モードを搭載したシャワーヘッドや塩素を除去できるシャワーヘッドなど最新機能が搭載されたシャワーヘッドが登場してきています。いろいろな機能を見てみて魅力的なものを見つけてみてください。

まとめ

今回はシャワーホースが外れてしまう原因、シャワーホースが外れてしまったときの対処法、シャワーホースの適切な選び方についてご紹介してきました。

長い間毎日使用していると、シャワーホースは劣化が進み外れやすくなります。劣化が進んだ状態であれば、ホースを交換することがおすすめでした。シャワーホースの交換はDIYでも出来る簡単な作業のため、今回の内容を参考に一度試してみてください。

また、ホースと同じくシャワーヘッドの劣化も進行していることが考えられるため、同時に交換することがおすすめです。これらの交換の際にはサイズなど必要事項の確認を忘れないようにしましょう!

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しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315

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