家庭にある物で台所パイプのつまりは解消できる！ -しまね水道職人 -島根県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

突然台所パイプがつまって困った経験はありませんか？自宅の台所を長年使用し続けていると、急に台所パイプがつまってしまうことがあります。

台所パイプがつまった場合は、原因を探り適切な対処を取ることが大切です。また、今後の自分の使い方も見直さなければいけません。

では、具体的にどのような方法でつまりは解消できるのでしょうか？そこで今回は、家庭にある物で台所パイプのつまりを解消させる方法について解説します。

台所パイプのつまりを解消できる家庭にある物とは

台所パイプのつまりを解消できるものの中には、自宅にあるものもあります。主に、お湯やタオル、ペットボトルになります。

これらの解消法は、台所の使用中でも気軽に試せる方法なので、急なトラブルが発生しても安心です。また、トイレのつまりで使用されるラバーカップも台所パイプのつまりに効果的です。

ラバーカップを活用する際は、持ち手が長いことや吸盤が大きいことで使いにくくなるため、台所でも使用できるサイズ感の場合のみ使用しましょう。

家庭にある物で台所パイプのつまりを解消する方法

台所パイプのつまりは、様々な方法で対処できますが、自宅にあるもので手軽に対処できれば掃除も楽になりますよね。

ただし、自宅にあるもので対処する場合は、つまり具合も軽度でないと対応しきれないこともあるため、台所パイプの状況に応じて判断しましょう。ここでは、台所パイプのつまりを自宅にあるもので解消させる方法について解説します。

タオルとお湯を使用した解消法

台所パイプのつまりは、タオルとお湯を使用するだけで手軽に解消できる可能性があります。軽度なつまりであればこの方法で解消できるため、まずはお試しで挑戦してみるのもおすすめです。

まずは、排水口の排水トラップを取り外し、排水管の入口が見える状態にします。その後、ごみ受けを取り外したら、ワントラップと呼ばれる部分が見えるので、これも回転させて取り外します。

ワントラップを取り外すと水が流れる配管が見えるので、この配管に用意したタオルをつめていってください。初めて掃除する際は、汚れが溜まっている可能性もあるため、小さいブラシなどで軽く汚れをこすっておきましょう。

また、生ごみや食べかすなどが溜まっていた場合は、そのまま配管に流さず、ゴム手袋などを着用して取り除いてください。

タオルはつめる際、奥まで差し込んでしまうと抜けなくなる恐れがあるため、引っ張る部分は残しておきましょう。

この後、50℃から60℃程に温めたお湯をシンクに張っていきます。溜めるお湯の量は、シンクの容量の約7割程度が理想です。熱いお湯はつまりの解消に効果的ですが、規定温度以上のお湯を使用すると、配管を損傷させる恐れがあるため気をつけましょう。

お湯を張り終わったら、一気にタオルを引き抜きます。圧力とともにお湯が一気に配管に流れてつまりが解消できるかもしれません。

ペットボトルを使用した解消法

自宅にペットボトルがあれば、そのペットボトルがつまりの解消に役立ちます。ペットボトルを使用した解消法は、粘着性のあるガムなどにも効果的なので、タオルとお湯を使用した解消法とあわせて手順を確認しておきましょう。

まずは、タオルとお湯を使用した解消法と同じく、配管が見えるまでパーツを取り外しておきます。その後、ペットボトルの口を配管と合わせ、空気が漏れないようにしっかりと密着させてください。

口を合わせたら、ペットボトルを軽く潰してへこませながら空気を送ります。この動作を数回繰り返して、最後にペットボトルを抜きます。

軽くつまっている場合は、水を排水口内に少し溜めて作業しても効果的です。また、ペットボトルは1リットルや2リットルサイズなど、大きいほど多くの空気が送れます。潰しやすいように、柔らかい材質のペットボトルがおすすめです。

台所パイプをつまらせないために行うとよい習慣

台所パイプのつまりの解消法には、手軽にできる解消法も多いですが、なるべく台所パイプをつまらせないことを意識することが大切です。そのためには、普段の使い方を見直し、つまりが発生しにくい状態にしておく必要があります。

では、どのようなポイントを意識して台所を使用すれば良いのでしょうか？ここでは、台所パイプをつまらせないために行うとよい習慣について解説します。

油を流すのは控える

台所パイプに油を流すことで排水管の中に溜まってしまい、それが固形物になることでつまりを引き起こします。排水管で油が固まってしまうと水の流れが悪くなってしまい、最悪の場合水が逆流してしまうかもしれません。

こうしたトラブルを防ぐために、使い終わった油はキッチンペーパーで拭き取って処分するなどして対応しましょう。

キッチン用ネットで対策する

市販されているキッチン用ネットを使用することで、石鹸生ごみなどが排水管に流れ込むのを防げます。ただし、全ての汚れをキャッチすると思わずに、野菜の芯や食べかすなど、事前に処分しやすいものは処分しておきましょう。

こまめに排水口を掃除する

様々な対策を講じていても、徐々に排水管内に汚れは溜まっていきます。そのため、できる対策をしつつ、二重で排水口の掃除もしておくとさらに効果的です。

この際は、台所パイプ用の洗浄剤を活用し、排水管がつまるのを防ぎましょう。毎日行う必要はありませんが、定期的に洗浄剤を使用して掃除しておくことで、常に清潔感のある台所を維持できます。

業者に依頼すべき判断基準とは

台所パイプのつまりは、自力でできる限り対処しても改善できない場合があります。この場合は、無理せずに業者に修理を依頼することがポイントです。

ただし、業者に依頼することで発生するのがその費用です。なるべく費用を抑えるために、業者に依頼すべき判断基準をしっかり押さえておきましょう。

業者に依頼すべき判断基準の一つは、あらゆる解消法を駆使しても改善されない場合です。台所パイプのつまりは、自宅にあるものでも手軽に対応できますが、全てのつまりをカバーできるわけではありません。

そのため、簡単な解消法で改善されない場合は、専門の道具を使用しないと解消できない可能性があります。

もう一つは、自力での作業に自信がない場合です。特に、初めて台所のつまりを経験した場合は、どう対応したらいいのかわからない人も少なくありません。

解消法がわからずそのまま使い続けてしまうと、余計に状態を悪化させてしまう恐れがあるため、自力での対処に自信がない場合は、無理せず業者に依頼しましょう。

まとめ

この記事では、家庭にある物で台所パイプのつまりを解消させる方法について解説しました。台所パイプのつまりは、身の回りにあるもので解消できる方法もたくさんあります。自宅の台所の状況に適した解消法で対応することが大切です。

また、業者に修理を依頼する場合は、なるべく早めの判断を心がけ、手遅れにならないように気をつけましょう。

日頃の使い方を見直し、汚れを欠かさず掃除しておくことで、衛生的にも安心な台所環境が整います。この記事を参考にして、日々の習慣として取り入れてみましょう。