水のコラム

風呂のお湯が出ない!原因と修理方法、依頼先を確認しよう

2022年06月30日  お風呂

ある日突然お風呂からお湯が出なくなり、困っている方はいませんか。

お風呂からお湯が出ない際は、原因をしっかりと把握するのが大切です。原因さえわかってしまえば、自分で解決することも可能です。

この記事では、お風呂からお湯が出ない際の原因や対処方法を紹介しています。修理を依頼する際のポイントも解説しているため、お湯が出ずに困っている方は、参考にしてください。

お風呂のお湯がでない原因は

お風呂からお湯が出ない際は、最初にほかの場所でお湯が出るのか確認しましょう。

もしもお風呂だけでお湯がでない場合は「蛇口」「サーモカートリッジ」「リモコン」「給水機本体」のどれかに原因があることが多いです。ここからはそれぞれの原因について詳しく解説します。

原因その1:蛇口
お風呂の蛇口からお湯が出ない場合は、水栓の不具合が考えられます。

蛇口のフィルターにゴミやサビが詰まっていないか確認してみましょう。また、お風呂からお水は出るが、お湯が出ない場合は給湯器に原因がある可能性が高いです。

お風呂だけではなく、家のすべての箇所でお湯が使えない場合は、給湯器が原因なため、業者に一度見てもらいましょう。

お風呂の蛇口のみお湯が出ない場合は、混合栓が原因です。そのため、業者に部品を交換してもらうと、すぐに解決することが可能です。

原因その2:サーモカートリッジ混合水栓
サーモカートリッジには、水の温度を調整する役割もあります。

そのため、お湯の温度が変更できない場合は、サーモカートリッジの故障を疑うといいでしょう。サーモカートリッジの故障の原因は、ハンドル部分の劣化やバルブの不具合が考えられます。

原因その3:リモコン
お風呂のリモコンは、台所の温度も調整できることが多いです。そのため、台所の温度設定を優先していると、お風呂からお湯がでないことがあるでしょう。

そのほか、お風呂の設定温度が低い場合も、お湯が出ることはありません。こちらは、リモコンの設定を直すだけで改善が可能です。

原因その4:給湯器本体
蛇口やサーモスタット混合水栓、リモコンも故障が見つからない場合は、給湯器本体に原因があることが考えられます。

そのため、一度給湯器本体を確認し、配管から水漏れや異音がなっていないか見てみるといいでしょう。万が一給湯器が故障している場合は、業者を呼び修理する必要があります。

お風呂のお湯が出ないときの対処法

お風呂からお湯が出ない原因は、多くあります。

原因をしっかりと把握できれば、自分で解決できる場合もあります。

そのため、お風呂のお湯が出ない場合は、最初に原因を特定しましょう。原因を特定することで、業者に依頼をする際も、スムーズに対処してもらえます。

蛇口に原因がある場合
蛇口に原因がある場合は、最初に給湯器からエラーが出ているのか確認してください。

もしも給湯器からエラーが出ている場合は、一度電源を切り再起動してみるといいでしょう。それでも何かしらのエラーコードが出る場合は、一度メーカーに相談するのがおすすめです。

給湯器のメーカーは、正面下部に貼られているシールに記載されているので、簡単に知ることが可能です。そのほか、カートリッジを交換するのも一つの方法です。

ただし、カートリッジの交換は、さまざまな部品を外す必要があります。カートリッジの交換が難しい場合は、無理をせず業者に依頼するといいでしょう。

サーモカートリッジに原因がある場合
サーモカートリッジが原因でお湯が出ない場合は、新しいものに交換する必要があります。

サーモカートリッジは、部品さえあれば、自力で交換することが可能です。サーモカートリッジの交換をする際は、作業中の水漏れを防ぐためにも、止水栓を閉めておきましょう。

サーモカートリッジの交換は、バルブやその他付属部品も取り外す必要があります。そのため、難しいと感じた場合は、業者に依頼するといいでしょう。

給湯器本体に原因がある場合
給湯器本体に原因がある場合は、業者に修理してもらう必要があります。

また、給湯器の寿命は、10年といわれています。

そのため、10年が経っている場合は、交換をするのも一つの方法です。交換をしない場合は、修理後も定期的に点検をしてもらうといいでしょう。

お風呂のお湯が出ないときはどこに連絡すればいい?

お湯が出なかった際、どこに連絡をすればよいのかわからない方も多いと思います。

ここからは「賃貸」「持ち家」それぞれのお湯が出ない際の連絡先を紹介します。

賃貸住宅の場合は管理会社に電話しよう
賃貸住宅でお湯が出ない際は、管理会社に連絡する必要があります。

なぜなら、ガス給湯器は備え付けであり、個人の物ではないからです。大家さんや不動産物件の所有物であるため、必ず電話するようにしましょう。万が一、給湯器の故障であれば、管理者が費用も負担してくれます。

持ち家の場合はメーカーや専門業者に連絡しよう
持ち家の場合は、専門業者やメーカーに連絡するといいでしょう。

給湯器の保証期間内であれば、直接メーカーに連絡してみてください。もしも保証期間が過ぎている場合は、さまざまな選択肢があります。

たとえば地域にあるガス会社の東京ガスや大阪ガス、国内で給湯器の製造が有名なリンナイやパロマが挙げられるでしょう。

そのほか、修理や施工を中心にしている、給湯器の販売や交換をしている業者なども挙げられます。価格や近所の安心を重視するのであれば、水道業者や給湯器の設置業者に依頼するのがおすすめです。

業者に修理を依頼するときにおさえておきたいポイント

業者にスムーズに修理してもらうためにも、いくつか事前に確認しておくことがあります。

ここからは、業者に依頼する際に、確認しておくべきポイントを紹介します。どれも簡単に確認ができるため、ぜひ実践してみてください。

お湯も水も出ないのか確認する
業者に連絡する際は、水は出るのか確認しておきましょう。

もしも水が出ない場合は、給水機器やシステムにトラブルがあることが考えられます。お湯だけが出ない場合は、給湯システムやガス、電気系統に原因があることが考えられるでしょう。

このようにお湯だけが出ない場合は、ある程度まで原因を絞り込めます。そのため、業者に連絡する際は、一度蛇口をひねり確認しましょう。

ガスはつくのか確認する
ガスはガス給湯器には欠かせない燃料です。そのため、水が出る場合は、ガスがつくのかチェックしましょう。

もしもガスがつかない場合は、給湯システムも稼働はしません。ガスを確認することで、お湯が出ない原因をより絞り込めるでしょう。

リモコンにエラーコードが出ているのか確認する
ガスがついており、水も出るのにお湯が出ない場合は、リモコンに原因があることが多いです。

もしもリモコンにエラーコードが出ている場合は、給湯器に問題が発生しているということです。リモコンの電源を落とし再起動してもエラーが出るようであれば、何かしらのトラブルが起きている可能性があるでしょう。

まとめ

お風呂からお湯が出ない原因は、さまざまです。中にはリモコンの優先度など簡単に解決できる場合もあります。そのため、お湯が出ない場合は、何が原因なのか特定するためにも、水やガスの確認をするようにしましょう。

また、自分で解決できない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。依頼する際は、水やガスの状況などを伝えると、スムーズに修理してもらえるでしょう。

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