水のコラム

トイレ交換の疑問点!費用や交換方法など解説

2021年12月13日  トイレのメンテナンス

トイレ交換の疑問点!費用や交換方法など解説
トイレ交換と一言で言っても費用や交換方法など、何から始めていいのか分からない方は多いでしょう。

まずは自分が行いたい工事は何かを明確にすると、スムーズに施工が行えます。行うべき工事が明確になると交換にかかる費用が判明するほか、場合によっては自分で交換作業が行えるかもしれません。

トイレ交換にかかる費用の目安

トイレ交換の費用は、設置を検討している製品の機能によって違いがあります。高性能なものは当然値段が高いのですが、必要な機能だけに重点をおくことで、ある程度の調整が可能です。

業者に製品選定から一括依頼するとしたら、本体の代金、工事費、交通費などで約4万から7万円といわれています。

便器の交換費用は約20万~50万円が相場です。タンクの有無といった種類で、価格は大きく変わります。機能に優れたタンクレスタイプだと本体の代金だけで20万円を超えてくるため、商品の希望がある場合は本体価格を事前に把握しておきましょう。

便座の交換費用も、便器と同じく設置する便座の種類に紐づきます。2万~15万円が目安の価格となっていますが、自分で交換できる方なら業者に取り付けてもらう必要はありません。自力で取り付ける場合は工事費がなくなり、支払いは商品の代金だけですみます。

タンクだけの交換も可能で、10万円が相場費用とされています。注意点は旧式のタンクだと製造中止していることがあり、便器から丸ごと交換で大体20万円になります。

和式トイレから洋式トイレへの交換は、配管工事や部屋自体の解体も行う大掛かりな作業です。価格相場は最大で50万円といわれているため、もっとも高いトイレ交換といえるでしょう。

自力でトイレを交換する方法

トイレ交換の主な手順は、おおまかに5つのステップがあります。

1. 便器の取り外し
2. 排水ソケットの取り外し
3. 新しい止水栓の取り付け
4. 交換したい便器へ取り付け
5. トイレの組み立て

最初に古い便器の取り外しを行います。便座やタンクも一緒に外しましょう。

便器を無事外し終えたら、元の排水ソケットを取り外していく作業にうつります。ソケットの取り外しには、水回り用の切断工具やバーナーなどを用いて慎重に行う工程です。

古い止水栓を取り外したあとは、タンクについている新品の止水栓に交換します。元々ついているものでも稼働はしますが、止水栓もセットで交換しておかないと保証対象外になるため、必ず行ってください。

新たな止水栓を取り付けた次のステップは、排水ソケットおよび便器の設置作業となります。この時点でトイレ交換は後半戦に差し掛かりました。

便器を設置したあとに、タンクと便座をつければ交換作業はすべて終了です。最後に止水栓も開けてみて、動作に問題がないか試してみてください。特にきちんと水が流れるかどうかは普段の使用において非常に重要なので、必ずチェックしましょう。

設置するタイプによって異なる部分もありますが、交換作業の流れは基本的に同じです。

意外と取り付けは難しいため専門業者に依頼するのもおすすめ

トイレ交換は難易度が高い施工のため、プロに任せるのもひとつの手です。しかし、業者によっては依頼通りに取り付けてもらえない、極端に高額な費用を請求されるなどの問題に出くわすこともあります。

行いたい工事に対して納得のいく金額かどうかは、最低でも3社ほどの業者から相見積りをとって判断することをおすすめします。5社まで相見積りをとれば安心でしょう。また、予算からあまりに安価な料金だと希望通りの施工ができない可能性があります。

お得な価格で即決したものの、追加料金が発生してしまったという事例がありました。安い価格設定の理由をしっかり聞く勇気も大切です。

業者から出された見積書には、金額以外にも工事内容といった大切なことが記載されています。工事における見積書では知識がないと分からない専門用語も使われているため、不明点は積極的に質問してください。追加費用の有無が確認できることに加え、設置後のトラブル回避にもつながります。

また、価格が安い海外メーカーの場合、何かあっても対応してもらえないことがあります。国内メーカーであれば対応業者も多いため、トラブルが起こる可能性も低いでしょう。

実績が多いことは、技術がある業者かどうかの指標となります。自社サイトで施工実績が多数掲載されているのであれば、技術に期待できます。

せっかく交換したのですから、長く使うためにもアフターケアも確認しておきましょう。メーカー保証以外にも、料金や作業内容も把握してくださいね。

まとめ

業者に依頼してトイレ交換を行う際は、施工実績の数や必要資格の有無、アフターケアの充実さなどが業者を選ぶポイントになります。

費用を抑えたい場合は自力の交換も可能ですが、トイレ交換は水まわりのなかで最も難しい作業です。少しでも作業に不安を感じたら、プロにお任せするのが最善といえるでしょう。

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