水のコラム

コバエを減らすためにやるべきこと

2021年10月03日  キッチンのメンテナンス

なんとかコバエを減らしたい!

温かい時期になるとキッチン周辺のトラブルに厄介なものが加わります。
コバエです。

コバエはハエやゴキブリの様に大きくはありませんが、顔や食材の周辺を飛び回り、調理や食事の時間を台無しにしてしまいます。
毎年気をつけているのにコバエの発生を止められないと諦めている方もいるかもしれません。
しかしコバエの発生には必ず原因があり、適切な対処を行えば数を減らし、発生を防止することが可能です。

ここからは一般的にコバエと呼ばれる虫の中でもとくにキッチン周辺で発生することが多いショウジョウバエとノミバエを中心にして、発生してしまった際の対処の方法を解説していきます。
コバエの発生を元から断ち、清潔で過ごしやすいキッチンを維持しましょう。

まずは生ゴミを処理しよう

コバエと呼ばれる虫の1種であるショウジョウバエは1ヶ月で500以上の卵を産み、それが10日以内に成虫となって長ければ1ヶ月以上も生存します。

そのため、飛んでいるコバエの対処だけを行ってもそれは一時的な対処にしかなりません。
コバエが発生した際に最初に行うことは、成虫の駆除ではなく原因の対処を行うことです。
ショウジョウバエやノミバエは腐敗した果物や発酵食品、アルコールなどに誘引され卵を産み付けます。

キッチン周辺では生ゴミが放置されやすい三角コーナーが最も卵を産み付けられやすい場所なので、室内でコバエを見つけた場合は、すぐに生ゴミを回収して被害の拡大を防ぎましょう。

暖かい季節になると三角コーナーの生ゴミはすぐに腐敗を開始するので、夏にコバエの発生を防止するためには半日に1回以上のペースで生ゴミを回収する必要があります。

一度コバエが発生した後は卵を産み付けられる頻度も上昇しているので、生ゴミが出るたびに回収する事をおすすめします。

また、新聞紙など吸水性の高いもので生ゴミの水分を吸い取っておくと、腐敗を遅らせることが可能です。
生ゴミを回収する際は可能な限り水気を減らし、二重のビニール袋に包むといった方法で孵化したコバエが室内に出てくる事を防ぎましょう。

三角コーナーそのものに卵を産み付けている場合もあるので、コバエ発生後は塩素系漂白剤で消毒を行いましょう。
三角コーナーの代わりとなる使い捨ての水切り袋も販売されているので、必要に応じて使い分けると良いでしょう。

キッチン周辺を掃除しよう

キッチン周辺で最もコバエが発生しやすいのは生ゴミですが、それ以外にも発生の原因となる可能性があるものがいくつかあります。
生ゴミだけでなくこちらにも対処を行いましょう

・排水口の中
食材カスや生ゴミは排水口の内部に設置されているゴミ受けにもたまっています。
頻繁に水で洗い流されるため三角コーナーほどコバエの発生は多くありませんが、放置された場合は卵を産み付けられる可能性があります。
こちらも小まめに回収を行いましょう。
 
 
・見えにくい場所の食材クズ
コンロの裏や冷蔵庫の下などの見えにくい場所に落ちた食材クズが腐敗した場合、それもコバエが発生する原因となります。

生ゴミをしっかり回収しているのにコバエが発生したという場合は、どこかに食材が落ちているのかもしれません。
収納棚の奥や隅も見落としやすい場所なので、しっかりチェックを行いましょう。
 
 
・空の容器や汚れた食器
ショウジョウバエとノミバエは腐った食品だけでなく、アルコールやお酢の臭いにも誘引される性質を持ちます。
そのため、十分に洗浄が行われていない空の容器を放置しておくと、コバエが集まり産卵が行われる可能性があるのです。

同様に汚れた食器や調味料の瓶にも誘引される可能性があります。
使用した食器や容器はすぐに洗浄を行い、調味料の瓶が汚れた場合はすぐに拭き取るようにしましょう。
 
 
・水のたまりやすい場所
食器の水切りカゴなど水がたまりやすい場所もコバエ発生の原因となることがあります。
カゴに落ちた食材カスがたまった水で腐敗する可能性もあるので、小まめに内部を洗い流しましょう。

また、汚れた水が放置された場合は、チョウバエが発生することもあります。
チョウバエはショウジョウバエやノミバエよりも大きく、排水口など汚れた水場に産卵を行う虫です。

排水管の隙間や継続的な水漏れが原因で発生することもあるので、キッチン付近でチョウバエを見つけた際は水回りの点検を行いましょう。

飛んでるコバエを駆除しよう

生ゴミや食材カスなどコバエの発生原因への対処が終わった後は、成虫の駆除を行いましょう。
コバエは小さく動きが素早いため、基本的にはコバエ取りのためにつくられた製品を使っていくことになります。

スプレー式、吊り下げるタイプ、設置タイプなどさまざまなものが販売されているので、キッチンの作りや見栄えを考慮して適切な商品を選択しましょう。

またお酢やめんつゆなどのコバエを誘引する液体に食器用洗剤を混ぜた、俗にめんつゆトラップと呼ばれる装置もコバエ取りには有効です。

風通しや液体の種類によって効果は変わってくるため、効果がない場合は設置場所や中身を変えてみましょう。
液体を入れる器は視認性や安定性を考慮し、透明で幅の広い容器を使うことがおすすめです。

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しまね水道職人は松江市、出雲市、浜田市、安来市、雲南市、大田市など島根県で水回りのトラブルを解決してきた水道工事のプロフェッショナルです。

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