洗面所の嫌な臭い、自宅でできる対策紹介 -しまね水道職人 -島根県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

洗面所の嫌な臭い、自宅でできる対策紹介

2021年06月20日洗面所のトラブル

水まわりはどうしても嫌な臭いの発生しやすい場所。
もちろん洗面所も例外ではありません。
ですが、洗面所で感じる嫌な臭いのほとんどは、日頃のお掃除などで十分対策できるもの。

今回は洗面所で異臭がするときにぜひ試してもらいたい、自宅でもできる臭い対策をご紹介していきたいと思います。

1 洗面所の嫌な臭いを予防する方法
2 洗面所で感じる嫌な臭い予防に効果的なお掃除テクニック
3 消臭剤や芳香剤はあくまで応急処置
4 自力では対処しきれない場合は、迷わず水道修理業者へ連絡を！

洗面所の嫌な臭いを予防する方法

洗面所に限ったことではありませんが、嫌な臭いが発生するような事態はできれば避けたいものですよね。
実際に臭いを感じるような状況になるまで放置せず、普段からきちんと予防しておくのがベストです。

洗面所で嫌な臭いを感じる原因はさまざまですが、やはり多いのは洗面台の排水口やシンク、洗面ボウルなどに汚れが溜まり、雑菌やカビが繁殖することによる臭い。
いつも洗顔や歯みがきなどいろいろな用途に使われる洗面台は使用頻度も高く、汚れが溜まりやすい場所のひとつです。
ですが汚れが原因の嫌な臭いは、日頃からきれいで衛生的な状態を保っていれば十分避けられるもの。
面倒に感じるかもしれませんが、日頃からゴミや汚れを取り除き、きれいにしておくことが異臭を避けるいちばんの近道なのです。

洗面所で感じる嫌な臭い予防に効果的なお掃除テクニック

嫌な臭いの予防には洗面台を清潔に保つのが効果的であるのは、よく考えてみれば当然のことですよね。
ですが日頃からしっかりお掃除をするのは面倒くさい、仕事や家事・子育てなどで疲れていてつい後回しにしてしまう…という方も多いのではないでしょうか。
今回はしっかりお掃除するときの方法に加え、簡単にできる日頃のお手入れも合わせてご紹介します。

洗面ボウルやシンクの普段のお手入れはとても簡単で、メラミンフォームのスポンジを使ってこすり洗いをするだけでOK。
洗った後に、水気をぞうきんやタオルで拭き取れば完了です。
寝る前の歯みがきの後など、一日の最後に使ってからさっとスポンジで洗う習慣をつければ、日頃からきれいな状態を保てるでしょう。

より念入りに掃除したいときには、メラミンフォームスポンジの他にお風呂で使う中性洗剤を準備します。
日頃のお手入れと同様にメラミンフォームスポンジでこすり洗いをした後、まだ落ちない汚れがあれば洗剤をつけてもう一度洗いましょう。

特に汚れやゴミが溜まりやすい排水口も、こまめにお掃除しておきたい場所です。
排水口のお掃除には重曹とクエン酸が効果的です！
排水口にまず重曹を大さじ3杯ほどふりかけて、上から水にクエン酸大さじ1杯を溶かした液をかけます。

重曹とクエン酸が反応し合うことにより泡が発生するので、排水口に溜まった油汚れや水垢などを浮かせて落ちやすい状態にしてくれるのです。
泡ができたらそのまま30分ほどつけ置きして、その後水で流します。
それでもまだ取れない細かなゴミや汚れは、使い古しの歯ブラシやスポンジで洗い落としましょう。

重曹とクエン酸を使ったお掃除は、基本的に放置するだけのとても簡単な作業なのに汚れをしっかり落としてくれる優れものです。
ですが、排水パイプの方まで流れていってしまった髪の毛などのゴミと、それに絡みついている汚れまでは落としきれません。
排水パイプや排水管にこうしたゴミや汚れが溜まると詰まりの原因にもなってしまうので、水の流れが悪かったりゴボゴボと異音がするようであればパイプクリーナーを使ってお掃除しましょう。

パイプクリーナーを使ったお掃除も、適切な量を排水口から配管の方へと流し、そのまましばらく時間を置いて水で流すというごく簡単なもの。
時間はかかりますが、自分の手で一生懸命洗う必要がないのでとても楽です。
洗面所を使わない隙間時間にささっと済ませておきたいですね。

洗面ボウルやシンク、排水口周辺のお掃除をきちんとしていても嫌な臭いがする…そんなときには、違う場所に嫌な臭いの原因がある可能性も考えられます。
洗面台下の収納スペースや排水管に取り付けられた防臭パッキン、洗濯機の排水口など、他の場所も改めて確認してみてください。