水のコラム
水漏れ被害のフローリング張替えガイド!費用と火災保険の適用は?

水漏れでフローリングが濡れると、表面を拭いただけでは分からない部分まで水分がしみ込むことがあります。床材の継ぎ目や巾木の下、下地材まで水がしみ込むと、カビや床材の浮き、反り、剥がれが起こりやすくなるでしょう。
そのため、水漏れ被害を受けたフローリングは、早い段階で拭き取りと記録を行い、張替えが必要か部分補修で済むかを確認することが肝心です。この記事では、フローリングの張替え費用の目安や放置リスク、応急処置、火災保険の考え方、水漏れ予防策について紹介します。
目次
フローリング張替えの費用の目安と日数
水漏れ後のフローリング工事は、濡れた範囲と下地の状態によって費用や日数が変わります。表面だけの変色なら部分補修で済む場合もありますが、下地まで水分が入っている場合は張替え範囲が広がるケースがあります。
費用を確認する際は床材だけでなく、下地補修や巾木、家具移動、廃材処分の有無まで確認しましょう。
全面張替えと部分補修の費用比較
部分補修は、被害が限られた範囲に収まっている場合に検討される方法です。床材の種類や下地の傷み、家具移動の有無によって費用は変動し、実際の金額は現地確認後のお見積もりで確定します。
部分補修は費用を抑えやすい反面、既存のフローリングと色や木目が完全に合わないケースも考えられます。一方、全面張替えは費用が大きくなりやすいものの、部屋全体の見た目を整えやすく、下地の状態まで確認できる点がメリットです。水漏れが広い範囲に及んでいる場合や、床を踏むと沈むような違和感がある場合は、表面の見た目だけで判断しないことが欠かせません。
工事完了までに必要な日数の目安
工事日数は、部分補修か全面張替えか、下地の乾燥や補修が必要かで変わります。表面の一部補修であれば半日から1日程度で終わる場合もありますが、6畳程度の全面張替えや下地補修を伴う場合は、数日かかる可能性があります。
水漏れ直後はすぐに床材を張替えるより、内部の状態を確認することが肝心です。乾燥が不十分なまま新しい床材を施工すると、後からカビや床材の浮きが出るおそれがあります。
フローリングの水漏れを放置するリスク
フローリングの水漏れは、表面が乾いたように見えても、内部に水分が残っていることがあります。放置するとカビの発生や床材の膨張、下地の傷みが進行し、張替え範囲や費用が大きくなるおそれがあります。
内部浸透によるカビの繁殖
水がフローリングの継ぎ目や巾木の下にしみ込むと、表面には見えない場所で湿気が残りやすくなります。湿った状態が続くとカビが発生し、ニオイや黒ずみの原因になります。
特に水漏れ後に家具を置いたままにしていると、床面が乾きにくく、カビが発生しやすい環境になるでしょう。カビが下地まで広がると、表面の掃除だけでは改善しにくくなります。
そのため、水漏れ直後は家具やラグを移動し、扇風機や除湿機で乾燥を促すことが欠かせません。もし、電気機器を使用する場合は、床やコンセント周辺が濡れていないか確認しましょう。
木材の膨張による床の浮きや剥がれ
フローリングは水分を含むと膨張し、床材の浮きや反り、剥がれる可能性があります。床の継ぎ目が盛り上がる、歩くとミシミシ鳴る、床がふわつく、表面が白く濁ったように見える場合は、水分の影響が考えられます。
この状態を放置すれば、床材だけでなく下地材まで傷むおそれも否定できません。早めに状態を確認し、張替えが必要かを判断することが負担を軽減するポイントです。
水漏れ発生時の正しい対処法と応急処置
フローリングが水漏れで濡れた場合は、水の広がりを止めて水分を除去し、被害の状況を記録しましょう。水道修理業者に相談する際に、片付ける前の写真や動画が役立つことがあります。
被害を抑える拭き取りと乾燥の手順
最初に、床に広がった水をタオルや吸水シートで拭き取ります。水たまりを押し広げないよう、外側から中心へ向かって押さえるように吸い取るのがポイントです。つぎに、濡れたラグやマットを外し、家具の脚下に乾いた布を挟んで床との接触を減らします。
拭き取り後は、窓を開けて換気し、除湿機や扇風機で乾燥を促します。ただし、ドライヤーの熱風を一点に当てると床材に負担がかかるため、均等に当てましょう。ゆっくり乾かしながら、床の浮きや変色、ニオイ、きしみが出ていないか確認してください。
自身での修復が難しい場合と水道修理業者への相談
床の広い範囲が濡れている、数日たっても湿気やニオイが残る、床が浮いている、踏むと沈む、壁際や巾木まで水が回っている場合は、自身での対応は難しいケースになります。このような状態では、床材の表面だけでなく、下地の状態まで確認することが求められるでしょう。
また、水漏れの原因が分からない場合は、床の張替えを進める前に原因を特定しておくと、再発防止につながります。水道修理業者へ相談する際は、水漏れの発生日時や濡れた範囲、使用していた設備、写真や動画を整理して伝えると、状況を共有しやすくなるはずです。
水漏れ被害は火災保険で修理できる?
水漏れ被害によるフローリングの張替えは、火災保険の契約内容によって補償対象になる場合があります。確認すべき内容は、保険の対象が建物なのか家財なのか、水濡れ補償が含まれているか、原因が偶然の事故にあたるかという点です。
保険が適用されるケースの具体例
火災保険は、給排水設備の事故などによる水濡れ被害が補償されるケースがあります。給排水設備の事故などで漏水し、建物や家財が損害を受けた場合に保険金が支払われます。しかし、給排水設備自体に生じた損害は、補償の対象外となる場合もあるため、注意が必要です。
一方、長い間放置していた劣化や、契約で補償対象外となる原因の場合は、保険が適用されない可能性があります。まずは保険証券や約款を確認し、保険会社へ相談してください。保険の対象になるかどうかは、事故の原因が突発的なものか、経年劣化や管理不足と判断されるものかによって変わる場合があります。
申請から保険金受取までの手続き
火災保険を申請する際は保険会社へ連絡し、事故の日時や水漏れの発生場所、原因、被害範囲を伝えましょう。その後、必要に応じて写真や修理見積書、被害品リスト、購入時の資料、工事完了後の書類などを提出します。
ただし、保険会社へ確認する前に濡れた床材や家財をすべて処分すると、保険の対象外になるおそれがあります。衛生面や安全面で処分が必要な場合でも、写真や動画で状態を残し、処分前に保険会社へ確認すると安心です。
また、上階から水漏れ被害を受けた場合は、自身の火災保険に加え、加害者側の個人賠償責任保険や管理組合の保険が関わることもあります。
洗濯機やエアコンなどの水漏れ予防対策
フローリングの水漏れ被害を防ぐには、日頃から水回りや家電周辺の点検を行うことが欠かせません。特に洗濯機やトイレ、エアコン、冷蔵庫周りは、床が濡れてもすぐに気づきにくい場所です。
トイレや洗濯機周辺の定期チェック
トイレでは、便器の根元やタンク周り、温水洗浄便座の接続部、床との境目を定期的に確認します。床が湿っている、マットにニオイがある、便器周りに水跡がある場合は、早めに原因を特定しましょう。
また、洗濯機は給水ホースや排水ホース、防水パン、排水口周りを確認します。ホースの折れやひび、接続部の緩み、防水パンの水たまりは水漏れのサインになる場合があります。特に洗濯機の下や背面は見えにくいため、月に1回程度はライトを照らして奥まで確認してみてください。
エアコンや冷蔵庫周りの結露対策
エアコンのドレンホースがつまると、室内機から水が漏れるおそれがあります。冷房使用時にエアコン下の床が濡れる、壁に水跡がある、ポタポタ音がする場合は注意が必要です。もし、床に水が落ちていた場合はすぐに拭き取り、家電周辺の通電状態にも気をつけましょう。
なお、冷蔵庫周りは、結露や製氷機周りの水や給水タンクの水がこぼれて床へ広がることがあります。特に冷蔵庫の下は乾きにくく、フローリングの変色やカビにつながる可能性があります。定期的に周囲を掃除し、水滴やニオイがないか確認することが肝心です。
フローリング張替え工事に関するQ&A
フローリングの水漏れ被害では、賃貸での費用負担、補助金、工事中の生活などで迷いやすくなります。ここでは、フローリングの張替え工事についてよくある疑問を整理していきましょう。
賃貸での水漏れ修繕費用は誰の負担?
賃貸住宅で水漏れ被害が起きた場合、費用の負担は原因によって変わります。国民生活センターでは原則として、年月の経過による損耗や通常の使用で発生する汚れや傷などの修繕費用は、住民が負担する必要はないと考えられると案内しています。
一方、住民の不注意による水漏れや、発見後の連絡遅れによって被害が拡大した場合は、住民側の負担が問題になるおそれもあるでしょう。そのため、被害状況を写真や動画で記録してから管理会社や大家へ連絡してください。自己判断で張替えや処分を進めないことが無難です。
【出典】独立行政法人 国民生活センター「賃貸住宅退去時トラブルの対処法-入居時からできる対策-」
工事にリフォーム補助金は使える?
リフォームを対象にした補助事業はあるものの、申請条件や対象工事は制度ごとに異なります。制度によっては、登録事業者による申請が求められるケースもあるでしょう。
たとえば、単なる水漏れ被害によるフローリング張替えだけでは、リフォーム補助金の対象になりにくいと考えられます。一方、床の断熱改修や省エネ改修など、制度が定める工事と組み合わせる場合は、補助対象として扱われるケースもあります。
施工中も自宅に住み続けることは可能?
施工中に自宅に住み続けられるかは、張替え範囲、工事日数、生活動線、乾燥作業の有無によって変わります。部分補修なら生活しながら進めやすい場合がありますが、リビングや廊下など広い範囲を張り替える場合は、家具移動や歩行制限が必要になることがあります。特に小さな子どもや高齢の方、ペットがいる家庭では、作業中のほこりや音、段差への配慮も欠かせません。
そのため、施工会社へ作業時間や立ち入り制限、家具移動、仮住まいの必要性を事前に確認しておくと安心です。
水道トラブルならしまね水道職人にお任せ
水漏れによるフローリングの被害は床表面だけを拭いても、実際には床材の内部や下地まで影響していることがあります。まずは布やタオルで水を拭き取り、乾燥させてから被害状況を写真や動画に残しましょう。また、火災保険を使用できるかどうかは契約内容によって異なるため、保険会社へ早めに相談してください。
しまね水道職人では水道局指定工事店として、島根県内でキッチン・洗面所・お風呂・トイレなどの水漏れやつまりに対応し、365日24時間お問い合わせを受付けております。また、無料でお見積りをご提示いたします。
水漏れの原因が分からない場合や、床への被害が広がっている場合は、しまね水道職人では水道局指定工事店として、島根県内でキッチン・洗面所・お風呂・トイレなどの水漏れやつまりに対応し、365日24時間お問い合わせを受付けております。また、無料でお見積りをご提示いたします。
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※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
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