水のコラム

洗濯機の水漏れを発見!原因は?対処法と修理方法を解説

2025年10月21日  洗濯機のトラブル

洗濯機から突然水が漏れ出すトラブルは、誰もが慌ててしまう住まいの緊急事態です。床が水浸しになるだけでなく、放置すれば床材の腐食やカビの発生、さらには階下への漏水被害まで引き起こす可能性があります。

本記事では、洗濯機の水漏れが発生する主な原因と場所別の対処法、そして自力で修理できる範囲と専門業者に依頼すべきケースについて詳しく解説します。

洗濯機から水が漏れる3つの場所と原因

洗濯機の水漏れは主に3つの場所で発生します。給水部、排水部、そして洗濯機本体です。それぞれの場所で起こる水漏れには異なる原因があり、対処方法も変わってきます。まずは水漏れがどこから発生しているのかを正確に見極めることが、適切な修理への第一歩となります。

蛇口や給水ホース周りから水が染み出ている

洗濯機への給水部分は、常に水圧がかかっているため最も水漏れが発生しやすい箇所です。蛇口のハンドル部分からポタポタと水が垂れている場合は、内部のパッキンが経年劣化で硬化している可能性が高いでしょう。

また、蛇口と給水ホースをつなぐ接続部分のナットが、洗濯機の振動で徐々に緩んでくることもあります。特に設置から5年以上経過している場合、ゴムパッキンの劣化やホース自体のひび割れも疑われます。

蛇口と壁の配管接合部から水が染み出している場合は、シールテープの劣化が原因となっているケースが多く、この場合は専門的な知識が必要になることもあります。給水ホース側では、内部にゴミがつまったり、接続不良によって水漏れしたりすることもあるため、定期的な点検が重要です。

排水ホースや排水口付近が水浸しになる

排水部分での水漏れは、洗濯機の振動でホースが排水口から抜けたり、接続が緩んだりすることが主な原因です。特にドラム式洗濯機では、少ない水量で排水するため、洗剤カスや衣類の繊維、髪の毛などが蓄積しやすく、L字型のエルボ部品につまりが生じやすい特徴があります。

排水口や排水トラップに汚れが溜まると、排水不良を起こして水が逆流し、洗濯パンから溢れ出すこともあります。また、排水ホース自体も消耗品であり、樹脂製のホースは経年劣化により亀裂が入ったり、踏まれて破損したりすることがあります。

一般的に排水ホースの交換目安は2〜3年、長くても5年程度とされています。定期的な清掃と併せて、ホースの状態確認も忘れずに行いましょう。

洗濯機の底から水があふれ出している

洗濯機本体の底から水が染み出してくる場合、最も多い原因は糸くずフィルター(ゴミ取りフィルター)の目詰まりです。縦型洗濯機では洗濯槽の内側、ドラム式では前面下部にあるフィルターに、ホコリや繊維くずが大量に溜まると排水経路が詰まり、行き場を失った水が漏れ出します。

内部部品の故障も考えられます。洗濯槽底部のパルセーター(攪拌用の丸い部品)の不具合や、内部配管のひび割れ、接続部の外れなど、機械的な故障が原因となることもあります。

また、洗濯機本体と床の間に水たまりができているように見えても、実は結露が原因の場合もあります。設置場所の湿度が高く、水温との差が大きい環境では結露が発生しやすくなります。

自分でできる水漏れの応急処置と修理方法

洗濯機から水漏れを発見したら、被害を最小限に抑えるための迅速な対応が必要です。慌てずに順序立てて対処すれば、多くの場合は自力で解決できます。ただし、作業前には必ず安全確保を行い、無理な作業は避けることが重要です。

水漏れ発見時の緊急対応方法

水漏れを発見したらまず行うべきは、蛇口を閉めて給水を止めることです。蛇口を閉めても漏れが止まらない場合は、水道の元栓を閉める必要があります。戸建て住宅なら屋外の地中にある青い蓋付きのボックス内、マンションなら玄関横のパイプスペース内にあることが多いです。

次に、感電防止のため洗濯機の電源プラグを抜き、アース線も外します。床に広がった水は速やかにタオルやモップで拭き取り、二次被害を防ぎます。特に木質の床材は水を吸うと変形や腐食の原因となるため、可能な限り早く乾燥させることが大切です。

応急処置が終わったら、漏水箇所の特定を行います。洗濯機のどの部分が濡れているか、水がポタポタと垂れている場所はないかを落ち着いて観察し、原因箇所を絞り込んでいきます。

蛇口まわりの水漏れを直す方法

蛇口からの水漏れは、まずナットの増し締めから試みます。モンキーレンチを使って、六角ナットを時計回りに適度な力で締め直します。締めすぎると部品が破損する恐れがあるため、じんわりと水が止まる程度を目安にしましょう。

ナットを締めても改善しない場合は、パッキンの交換が必要です。ハンドルについているビスを外してハンドルを引き抜き、ナットを緩めて取り外します。古いパッキンを新品と交換し、逆の手順で組み立て直します。

作業に必要な道具は、モンキーレンチ、プラスドライバー、交換用パッキン、シールテープなどです。パッキンはホームセンターで購入できますが、サイズを間違えないよう古いパッキンを持参すると確実です。

蛇口と壁の隙間から漏れる場合は、シールテープの巻き直しが必要ですが、古い配管は脆く破損リスクが高いため、専門業者への依頼を検討することをお勧めします。

排水ホースのつまりや外れを解消する方法

排水ホースが抜けかけている場合は、一度完全に外してから正しい位置に奥まで差し込み直し、ホースバンドでしっかりと固定します。L字型のエルボ部品を使用している場合は、エルボ内部に汚れが蓄積していないか確認し、必要に応じて取り出して歯ブラシなどで清掃します。

排水口のつまりが原因の場合は、ゴミ受けトラップを外して中に溜まっている髪の毛や糸くずを除去します。この際、重曹や市販のパイプクリーナーを使用して排水管内の汚れも除去すると、今後のつまり予防にもつながります。

排水ホースに亀裂や穴がある場合は、ホースの交換が必要です。洗濯機からホースを取り外し、同じ径と長さの新品ホースと交換します。メーカー純正品が入手困難な場合は、ホームセンターで互換性のあるホースを探すことも可能です。

作業後は必ず試運転を行い、排水時に漏れがないか確認することが大切です。

洗濯機本体からの水漏れへの対処法

洗濯機本体からの水漏れでまず試すべきは、糸くずフィルターの掃除です。取扱説明書でフィルターの位置を確認し、取り外して溜まっているゴミを捨てます。汚れがこびりついている場合は、ぬるま湯に浸けて歯ブラシでこすり洗いすると効果的です。

フィルター掃除と同時に、洗濯槽のクリーニングも行うと良いでしょう。市販の洗濯槽クリーナーを使用して、内部のカビや石鹸カスを除去することで、排水経路のつまり予防にもなります。

しかし、フィルター掃除をしても改善しない場合は、内部の電磁弁やポンプ、配管接続部などの故障が疑われます。これらの修理は専門知識と技術が必要となるため、メーカーのサービスセンターか専門業者への依頼が必要です。

保証期間内であれば無償対応の可能性もありますので、購入時期と機種型番を確認して問い合わせることをお勧めします。

島根県で修理部品が買えるホームセンター

洗濯機の修理部品や工具を購入する際は、島根県内の大型ホームセンターが便利です。以下に主な店舗情報をご紹介します。

コーナン東出雲店

住所:島根県松江市東出雲町錦新町8丁目1番4号

営業時間:8:00~20:00

日用品から洗面台、シンク、苗木まで品揃え豊富な大型店舗です。 駐車場が広く、敷地内にガソリンスタンドも併設されており、楽天ポイントが貯まるサービスもあります。

スーパーホームセンターいない松江田和山店

住所:島根県松江市田和山町75

営業時間:7:30~20:00

島根を中心に展開するチェーン店で、園芸用品や電動工具が充実しています。 月1回のイベント開催があり、種苗の配布なども行っています。

ホームプラザナフコ松江店

住所:島根県松江市竹矢町1850-15

営業時間:8:00~19:30

1階が日用品、2階が家具フロアの大型店舗です。 屋外ヤードには植物も多数販売されており、取扱商品が非常に多く欲しい物が見つけやすいと評判です。

ホームセンターナンバ出雲ドーム店

住所:島根県出雲市平野町408

営業時間:8:00~19:00

出雲ドーム近くに位置し、花や野菜の苗を含め豊富な品揃えがあります。 サーティワンが併設されており、ペット同伴での買い物も可能です。

ジュンテンドー浜田店

住所:島根県浜田市高田町55-1

営業時間:8:00~19:30

島根県西部の大型店舗で、品数がとても豊富です。 タイヤチェーンなど季節商品も揃い、地域のニーズに応える品揃えが特徴です。

自力の修理でやってはいけない注意点

DIY修理を行う際には、必ず元栓を閉めて電源プラグを抜いた状態で作業を行います。安全確保は最優先事項であり、水が噴き出したり感電したりするリスクを避けることが重要です。

ナット類を締める際は、力任せに締めすぎないよう注意が必要です。適切な力加減で徐々に締め、水漏れが止まる程度で止めることがコツです。錆び付いて固着したナットを無理に外そうとすると、配管ごと破損する恐れがあるため慎重に進めましょう。

部品を分解した場合は、取り付け順序を間違えないよう、外したパーツを順番に並べて置くことをお勧めします。特にパッキンの入れ忘れやズレは、再度の水漏れ原因となるため注意深く確認しましょう。

修理が完了したら必ず試運転を行い、各接続部から漏れがないか目視で確認します。給水の場合は蛇口を開いて洗濯機に給水し、排水の場合は少量の水で排水動作をさせて確認します。

何より重要なのは、自信がない作業や専門知識が必要な工程は無理に行わないことです。電気部品に関わる修理や洗濯機本体の分解、壁内配管の交換などは、専門技術が必要となります。

プロに任せるべき水漏れの状況

水漏れの中には、素人では対応が困難で危険を伴うケースもあります。無理に自力で修理しようとすると、かえって被害を拡大させる可能性があるため、以下のような状況では迷わず専門業者に依頼することをお勧めします。

自力では危険な水漏れの判断基準

蛇口本体にヒビ割れや破損が見られる場合は、パッキン交換では対応できず、蛇口ごとの交換が必要となります。この作業は配管との接続も含めて専門的な技術が必要となるため、DIYでの修理は困難です。

蛇口と壁の継ぎ目など、配管内部で漏れている場合も専門業者への依頼が必要です。シールテープの巻き直しや配管補修は、慣れない人が触ると余計に悪化させる恐れがあり、古い配管は特に脆いため破損リスクが高くなります。

排水ホースに大きな亀裂があって大量に水が漏れる場合や、床下の排水管が破損している場合など、部品破損による大量漏水は緊急性が高く、速やかに水道修理業者に連絡する必要があります。

また、洗濯機が重くて一人では動かせない場合や、排水口の確認が物理的に困難な場合も無理は禁物です。高齢者世帯や一人暮らしの方は、安全を最優先に考えて業者に依頼することをお勧めします。

洗濯機本体の内部から明らかに水が漏れている場合は、メーカーのサービスセンターに連絡して専門の修理を受ける必要があります。内部の専門部品交換は素人には難しく、下手に分解すると保証も受けられなくなる可能性があります。

洗濯機の水漏れトラブルは「しまね水道職人」へ

洗濯機の水漏れトラブルでお困りの際は、島根県広域で24時間365日受付対応している「しまね水道職人」にご相談ください。当社は島根県の水道局指定工事店として、松江市、出雲市、浜田市など県内全域で水回りの修理サービスを提供しています。

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洗濯機の水漏れはもちろん、トイレやキッチン、浴室など水回り全般のトラブルに対応可能ですので、お困りの際はぜひ「しまね水道職人」までご連絡ください。

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