水のコラム

お湯が出っぱなしでガスが止まる?復活させる方法やかかる料金を解説

2023年06月30日  その他

お湯が出っぱなしでガスが止まる?復活させる方法やかかる料金を解説
気がつかずにお湯を出しっぱなしにしてしまうと、給湯器が止まってしまいます。トラブルが発生した場合は焦ってしまいますよね。

焦らずに対応できるよう、この記事ではガスが止まる理由や復活させる方法を解説していきます。

お湯が出っぱなしになるとガスが止まる理由

まずは出しっぱなしにしておくことで、ガスが止まる原理を紹介します。

ガスが止まるとどうなるの?

ガスが止まるとお湯の供給が無くなるので、水だけが出てきます。先ほどまでお湯が出ていたのに、急に冷水になった場合はガスが止まっていないかを確認することが大切です。水になった時点で確認するようにしてください。

安全装置が発動する

ガスがストップするのは、安全装置が発動するためです。安全装置が作動しても蛇口を止めない限りは、水が流れっぱなしになります。まずは蛇口を止めましょう。

蛇口のお湯が出なくなる

安全装置で給湯器がとまると、蛇口からのお湯が一切出なくなります。普段と違うので気がつきやすいトラブルでしょう。水をすぐに止めて、給湯器を見にいくことが重要です。

ガス給湯器の異常

ガス給湯器がなんらかの不具合を起こして、お湯が出なくなることも考えられます。復活させても、お湯が出ないようなら業者に相談してみましょう。自分では対処できない不具合かも知れません。

お湯が出っぱなしでガスが止まる症状の復活作業

ここからは、症状の復活作業をどのようにおこなって行くのかを解説していきます。

ガスメーターの設置場所を確認

はじめにおこなって貰いたいことは、ガスメーターの確認です。戸建てでは、屋外のガスボンベの近くに設置されている場合がほとんどです。裏庭に設置されていることもあるでしょう。
賃貸物件では、玄関脇の収納ボックスの中や、共用廊下に設置されていることが一般的です。ただし物件によって設置場所はさまざまなので、分からない場合は管理会社か大家さんに確認しておきましょう。

ガス臭いときはガス業者に連絡する

ガスメーターを確認したときに、匂いが充満していると危険のリスクが高まります。すぐにガス会社へ連絡を取って、見にきて貰いましょう。爆発する恐れもあるため、取り扱いには十分注意してください。
業者がきてくれたときに、確認して貰ったらお湯がでないことも伝えましょう。その場で復活させてくれます。プロに任せた方が安心だと考えている人は、業者を呼んで復活させてもらいましょう。

ガス機器を止め復帰ボタンのキャップを外す

ガスの匂いが充満していないときは、自分で作業をすることが可能です。まずは、すべてのガス器具の電源スイッチを切ってください。または器具栓を閉じることでも大丈夫です。屋外に器具がある場合もスイッチを忘れずに切りましょう。

このときに大切なのは、ガスメーターのガス栓を閉めないということです。閉めないまま復帰ボタンキャップを左に回し、キャップを外していきます。ボタンが止まるまでしっかり押し込み、ランプが点灯したら手を離しましょう。

復帰ボタンを奥まで押しガスを使用せず3分待つ

安全装置の表示ランプが元に戻り、ボタンが点滅に変わったらキャップを元に戻してください。そのまま3分間は、ガスを使用せずに待ちましょう。ガス漏れがないか確認しておいてください。漏れているようなら業者に連絡してください。
表示ランプが消えていれば、ガスが復帰できていると考えても良いでしょう。そのあとは、ガスを使用することができるので、お湯が使用できます。復帰ボタンが止まるまで押し込み、安全装置の表示ランプが点灯したら手を話すことがコツです。

お湯を出しっぱなしでガスが止まった場合にかかる費用

お湯を出しっぱなしにすることで、ガスが止まってしまった状態で放置すると費用はどれだけかかってしまうのでしょうか。ガス代や水道代が余分にかかってしまので、早めの対策が大切です。

お湯を出すときのガス代

ガス代は1分で4〜6円かかると言われています。6円で計算した場合、1時間出しっぱなしにするだけで360円かかります。さらに1日気がつかないでいると8,640円の損失になるのです。なるべく早めに対策をしておきましょう。

出し続けた水道代は使った分だけ

水道代では、出し続けた分だけ費用がかさみます。水道料金は1分2円が目安になります。これで計算すると1時間で1,200円です。1日気がつかないで出し続けると4,800円になるのです。かなり高額になるため気を付けましょう。

ガス代がかからないと言えない

ガスは一般的に1時間出しっぱなしにすると、自動的に停止します。しかし、給湯器本体に何らかの不具合が生じ、止まらなかった事例もあるのです。自宅にいるときは、早急に対応ができますが、外出時には注意が必要になります。

お湯の出しっぱなしに注意

浴槽のお湯を溜めているのを忘れてしまったなど、日常生活で多くありがちです。水道の使いすぎやガス代の負担だけでなく、給湯器の故障などのトラブルにも繋がります。タイマーをかけるなどして、忘れないように注意しておきましょう。お湯が止まるほかの原因と対策は?

ガスが原因でない場合でもお湯が止まってしまうことがあります。ほかの原因や対策も覚えておきましょう。ガス機器に異常がなかったときには、下記の原因を疑って対処してみましょう。原因が分からない場合は、業者に依頼してください。

断水している

災害での被害や近くで水道工事をしていると、断水してしまう場合があります。これが原因であるときは、復旧を待つ方法しかありません。災害時には自治体から送られてくる情報や、ニュースなどを確認しておきましょう。

凍結している

冬場に1箇所からお湯がでない場合は、凍結している可能性があります。0℃を下回っていると凍結の可能性が高いでしょう。水道管を確認してみましょう。これが原因であれば、水道管にタオルなどをかぶせて、ぬるま湯をかけてみてください。

元栓や止水栓が閉まっている

元栓や止水栓が閉まっていないかを確認することも大切です。しまっているとお湯だけではなく、水も出ません。おかしいと気がついたら、まずは水道メーターの近くにある元栓か、各場所の止水栓を見てみましょう。

給湯器の故障

給湯器が故障しているときは、エラー表示や電源が入らないことがあります。この場合は、業者に相談するしか方法はありません。故障の原因を調べて貰い、修理をするか買い替えを検討するかを考えてください。

まとめ

お湯を出しっぱなしにしてしまうと、さまざまなトラブルに発展します。とくに安全機能によってガスが止まってしまうため、お湯が出なくなります。突然出なくなったら、安全機器のボタンを確認してみましょう。
また忘れて外出してしまったときは、水道代やガス代がかかってしまうことを覚えておきましょう。出かけるときには、水を出しているところがないかを確認してからでかけるようにすることが大切です。

自分で解決できることもありますが、故障やガスの匂いが充満している状況では業者へ依頼してください。自分でおこなうことは危険です。慌てずに状況を説明して直して貰いましょう。安易に自分で直すことは危険なのでやめましょう。

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