水のコラム

トイレのつまりは日ごろから予防することが大切!対処方法もご紹介

2022年11月02日  つまりのトラブル

トイレがつまってしまい困った経験はないでしょうか。トイレのつまりは、家にあるもので簡単に対処できるかもしれません。焦らずに落ち着いて対応しましょう。

また、トイレのつまらせないためには予防が大切です。本記事では、トイレがつまる原因と自分で直す方法、予防方法について詳しく解説します。

急にトイレがつまってしまい、どうしたらいいかわからないという方は参考にしてみてください。

トイレがつまる原因

トイレのつまりの原因はさまざまです。原因がわかれば、あらかじめ予防しやすくなります。ここでは、起こりがちなトイレがつまる原因をご紹介します。

大量のトイレットペーパー
水に溶けにくいトイレットペーパーを使用したり、一度に大量に流したりすると、トイレが流れにくくなることがあります。トイレットペーパーのなかには水に溶けづらい製品もあるため、購入前にきちんと確認しましょう。

トイレットペーパーは一度に少量ずつ使い、数回に分けて流すようにしましょう。

排せつ物
トイレットペーパーと排せつ物を流す際、一度に流す量が多すぎるとつまる場合があります。つまりを防ぐため、数回に分けて流すといいでしょう。

固形物がつまっている
トイレを使用した際、ポケットからボールペンやアクセサリーなどがトイレに落ちてしまうことがあります。落ちてしまった固形物はすぐに取り除きましょう。

排水管の曲線部に固形物が引っかかると、水の通り道を狭め、水の流れが悪くなります。水の流れが悪くなったトイレは、トイレットペーパーの使用量が普段と同じでも流れないことがあります。

生理用品やおむつなどの異物をトイレに流した
生理用品やおむつはトイレットペーパーのように水には溶けません。生理用品やおむつは吸水性に優れた素材でできているため、トイレに流してしまうと、排水口で膨張してトイレをつまらせてしまいます。排水口の奥に入り込んでしまい取ることが難しい場合は、便器交換をする必要があるかもしれません。

節水トイレを使っている
トイレのレバーを押すと水が便器内に流れますが、水流に勢いがないと十分な水圧が得られません。便器内の水を排出する通り道は複雑に曲がっているため、トイレットペーパーや排せつ物を押し流すには強い水圧が必要です。

節水トイレは流れる水の量が少なく、きちんと流れずトイレのつまりにつながります。トイレットペーパーをいつもより多く使用した場合は、強い水流で流すようにしましょう。

尿石が溜まっている
悪臭がしたり、固形物や異物は流していないのに流れが悪かったりする場合は、尿石が溜まっているかもしれません。尿石とは、尿に含まれるカルシウムイオンが便器内で固まったものです。

放置していると便器の黄ばみの原因にもなります。尿石が便器や配管に溜まると、つまりや臭いの元になるのです。尿石は非常に硬く、1回溜まってしまうと取り除くのが大変です。

尿石を溜めないためにも、こまめにトイレ掃除を行いましょう。こまめな清掃は、尿石による悪臭を防ぐこともできます。もうすでに尿石が溜まっている場合は、通常の清掃で取り除くことは困難です。専門業者に依頼しましょう。

トイレのつまりを解消する方法

トイレのつまりを解消する簡単な方法をいくつかご紹介します。急につまった場合でも落ち着いて対処しましょう。

ラバーカップを使う
ラバーカップは、すっぽんとも呼ばれるトイレのつまりを解消するための清掃用具です。トイレに固形物がつまってしまっている場合には、ラバーカップを使用して物理的につまりを取り除きましょう。

ラバーカップをぴったり便器に当て、ゆっくりと押し込み、一気に引き上げましょう。勢いよく引き上げるとパイプ内に水が流れ、つまりの原因となる汚れが吸い上げられます。

ラバーカップは洋式トイレと和式トイレで形状が異なるので注意してください。また、使うときは水がはねることがあるので、周囲にビニールシートや新聞紙などを敷いて作業を行ってください。

ぬるま湯をゆっくり流す
少しのつまりであれば、ぬるま湯で解消できるかもしれません。ペットボトルやバケツにぬるま湯を入れ、数分おきに便器に流すことで、つまりかけの汚れであれば、汚れを溶かすことができます。

ただし、トイレに熱湯を流すのはやめましょう。便器は陶器でできています。陶器は熱に弱いため、熱湯をかけるとひびが入ってしまうことがあります。必ず40~50℃のぬるま湯を使うようにしてください。

重曹とクエン酸
排せつ物やトイレットペーパーが原因のつまりには、重曹とクエン酸が有効な場合があります。用意するものは、重曹150g、クエン酸1/2カップ、ぬるめのお湯便器の半分程度の量です。

まず、便器に重曹を入れてください。次に、クエン酸を入れます。ぬるま湯を入れましょう。ぬるま湯を入れると泡だってくるのでそのまま1時間ほど放置しましょう。1時間が経過したら、バケツに入れた水を高い位置から少しずつ流しします。きちんと流れたら、つまりが解消されているといことです。

重曹とクエン酸で解消できるのは、排せつ物やトイレットペーパーなどの水に流せるものによるつまりのみなので注意しましょう。また、重曹と炭酸を使用するとたくさんの気泡が発生します。便器から気泡があふれないよう、使用量はきちんと守りましょう。

トイレのつまりはあらかじめ予防しよう

トイレのつまりは、よく起こるトラブルです。トイレがつまらないようにするためには、日ごろから気を付けることが必要です。ここでは、トイレのつまりを予防する方法をご紹介します。

水に流せない紙類は流さない
トイレを使用した後は、トイレットペーパーを使いましょう。水に溶けないティッシュやウェットティッシュなどは流さないようにしてください。「トイレに流せる」と記載されていものでも、なるべくトイレに流さず、通常のごみとして処理するといいでしょう。

ポケットから物が落ちないように注意する
トイレを使用する際は、服のポケットから中身が落ちないように気を付けましょう。スボンのポケットにスマホやヘアピン、鍵、リップなどを入れていると、便座に座ったときに落ちてしまう可能性があります。物が便器内に落ちないように気を付けましょう。

シングルのトイレットペーパーを使用する
トイレのつまりを予防するなら、シングルのトイレットペーパーを使うのがおすすめです。シングルのトイレットペーパーはダブルのものよりも水に溶けやすく、トイレに流れやすいです。

一気に流さない
排せつ物やトイレットペーパーは一気に流さずに、数回に分けて流すようにしましょう。

水量を調節する
トイレには水量を調節できる機能があるタイプのものもあります。設定を確認し、水量を増やして流すようにするのも一つの方法です。

まとめ

トイレがつまる原因はさまざまです。快適にトイレを使い続けるためにも、日ごろから使い方に気を付け、つまりを予防したいものです。

ご紹介した方法を自分で試してもつまりが解消しない場合は、固形物や、生理用品、おむつなどの異物が原因の可能性があります。つまりを無理に自分で直そうとすると悪化させてしまう可能性があります。トイレの構造を熟知したプロの水道業者に早めに修理を依頼しましょう。

依頼するなら自宅から近くすぐに対応してもらえる水道業者がおすすめです。業者を選ぶ際には、水道局指定業者かどうか、料金が明瞭か、保障やアフターサービスの内容は充実しているかなどをきちんと確認しておきましょう。

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