水のコラム

お風呂のドアをきれいに掃除する方法とは?具体的に解説

2022年08月24日  お風呂

お風呂のドアの周辺の汚れに気づいた際、かなり汚れていた経験はありませんか?お風呂のドアの周辺は、脱衣所からの出入りも含めてホコリや髪の毛、また水アカなども溜まりやすく、ドアのレールにもカビが発生しやすいのが特徴です。

これらの汚れは、放置してしまうと固まって取りにくくなり、簡単な掃除では対処が難しくなってしまいます。

では、具体的にお風呂のドアの汚れを掃除する方法には何があるのでしょうか?そこで今回は、お風呂のドアをきれいに掃除する方法について具体的に解説します。

お風呂のドアの汚れを防止するには?
お風呂のドアの汚れは、工夫次第で未然に防止できます。お風呂のドアの基本的な汚れは、カビが原因の黒ずみ汚れになります。これは、ドアだけではなく、ドアのレールやゴム部分にも発生する可能性があります。

黒カビが発生しやすい条件が、湿度70%以上で温度が20℃から30℃とされているので、お風呂場は、まさに黒カビが繁殖しやすい最適な環境になっています。

お風呂のドアは、換気扇をつけて空気を循環させていても空気の通り道が作りにくく、湿気を完全に除去するにはそれなりの時間がかかるため、その間に黒カビが繁殖していきます。

黒カビが発生する原因はパターン化していますが、掃除が大変な理由として、通常の洗剤では対処しにくく、一度発生した黒カビは簡単には落とすことができません。

黒カビに最も効果があると期待されるのが、塩素系漂白剤です。この塩素系漂白剤に含まれる塩素がカビの色素と細胞を分解し、漂白と除去を行います。

塩素系漂白剤なので扱いや臭いに注意する必要はあるものの、頑固な黒カビに対しても高い効果を発揮するので、しっかり対応できるということを覚えておきましょう。

お風呂のドアをきれいに掃除する方法を解説
お風呂のドアをきれいに掃除する方法には、いくつかやり方があるのでそれぞれ確認しておきましょう。お風呂のドアの基本的な汚れは黒カビですが、水回りである以上、水アカも同時に発生します。

では、それぞれの汚れに対してどのように対応すれば良いのでしょうか?ここでは、お風呂のドアをきれいに掃除する方法について解説します。

黒カビを掃除する方法

まず、お風呂のドアで代表的な汚れである黒カビの掃除方法について押さえておきましょう。

初めに、ある程度浴室の湿気を除去するため、換気扇を付けて雑巾で水分を拭き取っておきます。

その後、塩素系漂白剤を黒カビに直接スプレーし、液体を発泡させます。スプレーを吹きかける際、ノズルを最後まで引いて液体を出すことがポイントです。こうすることで泡状の液体になりやすく、黒カビをキャッチしやすくしてくれます。

黒カビに対して液体の発泡作用が働いたら、サランラップを使用して上から被せ、しっかりと液体を染み込ませます。ラップの密着が甘いと他の部分に漏れ出して脱色などの恐れがあるので、心配な場合は、何重にも重ねて密着させましょう。

黒カビの汚れ具合によってつけおきさせる時間は異なりますが、軽度の場合は約30分間、頑固な黒カビには約1時間以上液体をつけおきさせておくのがおすすめです。

液体をつけおきする際、ラップの代わりにキッチンペーパーでも代用できます。キッチンペーパーを使用する場合はラップと同様に、液体が漏れ出さないようにしっかり密着させましょう。

一定時間が経過したら、ラップを剥がして水をかけ洗い流します。塩素系漂白剤はしっかり洗い流さないと、残った液体から有毒ガスを発生させるので、黒カビを掃除した部分だけでなく全体的に水をかけて洗い流すことを徹底しましょう。

水アカを掃除する方法

お風呂のドアの汚れには、水アカにも注意が必要です。お風呂の水アカは、酸性の成分が効果的なので、浴室用の酸性洗剤で掃除しましょう。

まず、水アカ部分に酸性洗剤をかけてしばらく放置します。洗剤によって濃度や放置させる時間が異なるので、説明欄などを事前に確認してから使うようにしましょう。

しばらく放置したら、スポンジを使用してこすり洗いします。最後に、水でしっかり洗い流せばキレイに除去することができます。

酸性の洗剤以外に、クエン酸でも代用できます。クエン酸も酸性の成分なので、アルカリ性の水アカには相性抜群です。酸性の洗剤よりも成分や濃度がマイルドなので、人体にもやさしい方法です。

クエン酸はそのまま使用するのではなく、水100ミリリットルに2分の1のクエン酸を混ぜ、ドアに満遍なくかけていきます。しばらく放置したら、スポンジでこすり洗いして水でしっかり洗い流します。

水アカも場合によっては、黒カビと同様にラップやキッチンペーパーで覆いかぶせることで高い除去効果を発揮します。必要に応じて使用するのがおすすめです。

ホコリを掃除する方法

お風呂のドアの枠組みやレールには、ホコリが溜まりやすく掃除もしにくい場所です。このような汚れには、中性洗剤を使用したこすり洗いが効果的です。

レールは特に幅が狭いので、歯ブラシなどの小さいブラシや綿棒を使用した掃除がおすすめです。

レールは水捌けが悪く、洗剤を使いすぎてしまうと洗い流せなくなってしまうため、使用する洗剤の量はなるべく少なくし、できる限り取り除ける道具を駆使して対処するようにしましょう。

お風呂のドアを汚さずにきれいにつかうには?
お風呂のドアを汚さずにきれいにつかうには、毎日の使い方を見直すことが大切です。

すぐに汚れに気づくことができれば簡単な掃除で対処できますが、放置していると何層にも汚れが固まり、掃除が難しくなってしまいます。

お風呂を使用したら、最後に温水シャワーで全体をしっかり洗い流すようにすることが大切です。温水シャワーを全体にかけることで、フロアに残っている髪の毛やせっけんのカス、皮脂汚れを流すことができます。

また、できる限り換気扇を作動させて空気を循環し、しっかり乾燥させることも忘れずに行いましょう。空気の通り道であれば蒸発しやすいですが、それ以外の場所ではワイパーなどを使って、事前にある程度水を切っておくと乾燥しやすくなります。

このように、お風呂に対するケアを継続して習慣化させることで汚れを溜めにくくし、軽い掃除で済ませることができます。

通気口の掃除をマメに行うことも重要
お風呂のドアには通気口があり、脱衣所と空気を入れ替える役割を果たしています。しかし、湿気も同時に溜めやすく、放置することで黒カビとなってしまいます。

また、通気口はその構造上、掃除がしにくく作業に時間がかかってしまいます。さらに、水をかけて洗い流すとなると脱衣所に近いため、水が外に漏れ出す恐れも考えられます。

そのため、お風呂のドアをキレイに保つためには、通気口の掃除をマメに行うことも重要です。

まとめ
この記事では、お風呂のドアをきれいに掃除する方法について具体的に解説しました。
お風呂のドアの掃除方法は、その汚れの種類によって掃除方法が異なるので、自宅の汚れが何なのかを明確にさせてから掃除の準備をするようにしましょう。

掃除に加えて、今後の使用方法や使い終わったあとのお手入れも見直しましょう。温水シャワーで洗い流し、水気をある程度取り除くのは労力がかかる作業ではあるものの、掃除しにくいお風呂のドアの汚れの発生を考えれば、定期的に行って損はありません。

お風呂のドアは、いかに水気を切って乾燥させられるかが勝負です。放置しすぎてしまう前に、今一度使い方を改めて、清潔に使用できるように心がけましょう。

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