水のコラム

水漏れ被害によるフローリングの張替えを解説!費用相場も

2022年07月29日  水回り

水漏れ被害により、フローリングがダメになってしまった場合は、張り替えを検討してください。濡れたフローリングを拭いただけで、そのまま放置するとカビやシロアリに侵されてしまいます。

そこで今回は、作業日数や費用などフローリングで気になる案件を紹介します。また業者選びで失敗しないように、業者の選び方も参考にしてください。早めの対処が、被害を拡大させないためのコツです。

張替える際の作業日数はどのくらい?

フローリングの張り替えは、1日あれば完了するといわれています。

古いフローリングを剥がすのに半日程度かかり、新品を入れていくのに半日の計算です。しかし、張り替える場所や形状により、工期がずれる場合もあります。

工期がずれやすい張り替え状況を確認してみましょう。当てはまる状況であれば、作業日数が、1日から3日ほどかかると考えてください。

キッチンの場合
キッチンは古いフローリングを剥がすのに、時間がかかるといわれています。形状は普通の部屋より狭いですが、キッチンの下までフローリングが貼られているため、剥がしにくいことが理由です。

周辺を傷つけないように慎重に剥がしていくため、狭いキッチンはとくに時間がかかります。張り替えをするときは、余裕をもって計画を立てましょう。

部屋が特殊形状の場合
通常の部屋は、ほとんどが四角い形状のタイプです。しかし、デザイナー設計の部屋などは、形状が変形しているため時間がかかります。斜めの壁や、突き付けの場所などが多いと張り替えが困難になるのです。

突き付ける場所は、備え付けのクローゼットや家具が、あらかじめ設置されている箇所です。誤魔化しがきかないので、慎重に作業をおこないます。そのため職人により、作業時間が長くなることがあります。

住みながらの張り替え
住みながらフローリングの張り替えをする場合、工期が伸びる可能性があります。
家具などを移動させながらの作業になることが理由です。荷物の量が多い場合や重たい家具がある場合は、移動させるのに時間がかかります。

そのため作業がスムーズに進まず、日数が伸びることがあります。1日移動日にあてるのは、家具を別の部屋に移動させてから、張り替えを開始する方法です。

下地が傷んでいる場合
フローリング下の下地が傷んでいるときも、工期が伸びると考えておきましょう。
水漏れをおこした際、水が思いのほか染み込んでしまうケースがあります。このとき下地も傷んでしまうのです。

フローリングを剥がした際、下地まで傷んでいるときは、下地のやり直しが必要です。既存の状態を剥がしてみないと下地の状態までわかりません。やり直しの場合は、工期が遅れる可能性がでてくるため、業者と相談してください。

張替える際の費用相場

フローリングの張り替えには、いくつかのやり方があります。

張り替え方法によって、費用相場が異なるため、順番にみていきましょう。水漏れ被害の状態や、新たに違う素材で張り替えたいときの費用相場も紹介します。

張り替え工法の費用相場
張り替え工法とは、既存のフローリングをすべて剥がしてから張りなおす方法です。

床全面の張り替えをするので、下地の確認もしっかりできるメリットがあります。水漏れでフローリングが傷みすぎている場合は、おすすめです。

張り替え工法の費用は、6畳で約12万円が相場です。8畳なら約15万円、10畳になると約20万円の相場になります。そのほか工事費用や諸費用がかかりますが、これは業者によって異なるため、注意が必要です。

重ね張り工法の費用相場
重ね張り工法は、傷んでしまったフローリングの上から施工していく方法です。

汚れや傷だけの軽症な状態での張り替えに適しています。既存のフローリングを残すため、剥がす作業もなく、短時間で安く済むメリットがあります。

重ね張り工法の費用相場は、6畳で10万円ほどの相場です。8畳なら約12万円、10畳で約18万円程度で収まります。ただし重ね張りは、段差が生じるため注意が必要です。

フロアタイルの張替え相場
おしゃれなフロアタイルに交換したいときの、張り替え相場は6畳で約7万円ほどになります。8畳では約8万5.000円、10畳で約14万円です。1畳で1万~2万円程度の計算になります。

フロアタイルは、重ね張り工法でも可能です。しかし、水漏れ被害の状況が酷い場合は、工事費用もさほど変わらないため、すべて交換する方がよいでしょう。傷んだ部分も無くなり、見た目も格好よくなります。

クッションフロアの張替え相場
クッションフロアは、フローリングやタイルと比べると、安い金額で交換できます。デザイン性もよく、フローリング調から大理石風の柄までバリエーションが豊富です。部屋の雰囲気に合わせて選べるメリットがあります。

フローリングからクッションフロアへ交換する場合、標準タイプの6畳で約5万円の相場です。8畳では約6万4,000円、10畳で約万円になります。1畳計算は8,000円になる計算です。また高機能タイプもあります。こちらは6畳で約70.000円の相場です。

張替える際の業者の選び方を紹介

水漏れ被害によるフローリングの張替えを検討したとき、不安や問題をしっかりと解決してくれる業者に依頼したいものです。そこで、張り替え工事業者の選び方を紹介します。

費用や工事費など、業者によって異なります。この記事を参考にして優良業者を選びましょう。

実績がある業者
張り替えを依頼するときは、実績のある業者を選びましょう。施工実績が多い業者なら被害状況をしっかりと把握したうえで、要望にあった張り替えをしてくれます。業者のホームページなどで、施工事例があれば参考にしてみましょう。

また、お客様の声なども参考になります。実績を調べるだけでなく、実際に施工して貰った人の意見も参考にしてみましょう。長いあいだ経営が安定している業者なら、安心して張り替えを任せられます。

保証がしっかりしている業者
張り替え工事の保証やアフターフォローが、しっかりしている業者もおすすめです。施工後にフローリングが浮いてきたなどのトラブルが生じた場合、保証でなおしてくれる業者なら心配は無くなります。

また、アフターフォローがしっかりしている業者は、メンテナンス点検も実施しています。張り替えてそのまま放置されないように、保証やアフターフォローをしてくれる業者を選ぶようにしてください。

自宅の周辺にある業者
自宅の近くにある業者を選びましょう。水漏れ被害でフローリングが傷んだ場合は、すぐにでも対処したいものです。有名な大手メーカーは、なかなか予約が取れないことが多くあります。

自宅の近くにある業者なら、相談したときにすぐ駆けつけて対応してくれます。緊急のときは自宅の周辺にある業者で選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?相談から見積もりの手順で進めば、失敗は少ないでしょう。

専門家が所属している業者
どうせ張り替えるならおしゃれにしたいと考えてる方には、デザイン専門家が所属している業者がおすすめです。使用する床材や被害状況に合わせて提案してくれます。修復するだけでなく、おしゃれな部屋にリフォームできるメリットがあります。

業者のホームページや業者探しの検索サイトなどで、探してみましょう。すてきなデザインや床材を提案してくれるほか、張り替え後のお手入れ方法も教えてもらえます。床材の特徴やデザインにこだわりたい人には、おすすめです。

水漏れの予防方法

水漏れは注意していても、起こりうるトラブルのひとつです。水漏れを予防するには、水回りのチェックをこまめにおこないましょう。また、間違えた使い方をしないことや、排水口をつまらせない対策をすることが重要です。

まとめ

今回は、水漏れ被害によるフローリングの張り替え相場や、工事にかかる日数などを紹介しました。日数は1日~3日程度と、比較的短い期間で完了します。しかし、工事にかかる費用は、素材や業者によってさまざまです。

自分の予算や要望に応じてくれる優良業者を探して、失敗のない張り替えをしていきましょう。

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