水のコラム

ユニットバスの交換費用相場は?知っておきたい知識も解説

2022年07月27日  お風呂

古くなったお風呂のリフォームを検討する場合、ユニットバスを検討する方も多いでしょう。検討し始めたときに気になるのは、交換費用です。実際にどのくらいの費用で交換できるかという部分は、とくに知っておきたい情報になります。

そこで今回は、ユニットバスの交換費用相場や、できるだけ安く抑える方法をご紹介します。くつろぎの空間であるユニットバスは、どのくらいの費用で交換できるのか参考にしてください。

ユニットバスを交換する前に知っておきたいこと

ユニットバスを交換する前に、確認しておきたいポイントがあります。ユニットバス交換で失敗しないように、事前に確認してください。

下記の4項目を覚えておけば、浴槽リフォームの知識が身につきます。なるべく安く交換費用を抑えたい方にもおすすめです。

見積もりを比較する
浴槽のリフォーム業者やメーカーでも、本体価格は異なります。

業者にリフォームを依頼する前に、2~3社に見積もりをお願いしましょう。本体価格が安く、詳細が細かく記載されている業者を選ぶことがポイントです。

見積もりや工事費が、相場金額とかけ離れている業者は要注意です。相場より安すぎる業者は追加料金が発生する可能性があります。高すぎる業者には、詳細をしっかり確認してください。複数見積もりを取ると、自分にあった業者が見つかります。

グレードの違いを理解する
グレードによって、ユニットバスの価格相場は異なるのです。グレードの高いユニットバスは、優れた機能がたくさんついています。しかし、その分だけ値段は高くなります。

魅力がある高グレードのユニットバスは、価格を抑えたい人には不向きです。

どのメーカーもグレードの高いユニットバスは、1.000.000円を越える価格になっています。予算と照らし合わせて無理のないグレードを選ぶことがおすすめです。

補助金の利用
国や自治体の補助金制度が適応になる場合があります。一定の条件を満たすと利用できることがあるため、事前に確認しておきましょう。

補助金制度は、自治体で条件や金額が異なるため、住んでいる場所の市役所への問い合わせがおすすめです。

補助金には、介護保険制度や住宅リフォームといった項目があります。各自治体で、どのような補助金をだしているのかを検索できるサイトもおすすめです。補助金制度を上手に活用してみましょう。

ユニットバスサイズを確認する
ユニットバスのサイズを事前に調べることは、重要なポイントです。同時に浴室のドアサイズも調べておくと良いでしょう。

ユニットバスを発注したあと、届いた浴槽が浴室に入らないトラブルもあります。

この場合、ドアのサイズを変えるなど余計な出費が考えられます。購入を検討する前に、ユニットバスのサイズもしっかりと確認することが大切です。自分で確認方法が分からないときは、業者やメーカーに相談してみましょう。

ユニットバスの交換にかかる費用相場を紹介

ここからパターンごとのユニットバスにかかる費用を紹介します。現在使用している浴槽がどのタイプなのか、ユニットバスをどこまで交換するのかで相場は変わります。ぜひこの記事を参考に検討してみてください。

同スタイルへの交換
同スタイルへの交換費用は、約80万~90万円が相場になります。ユニットバスの寸法は、10cm単位で分けられているため、サイズを確認しておくことが大切です。

最近では、ユニットバスのサイズ変更もリフォームで可能になっています。

ここで確認しておきたい費用相場のポイントは、サイズが大きくなれば値段も上がることです。しかし同じスタイルへの交換費用は、ほかの工法と比べても安く済みます。安くなるぶんサイズアップも選択肢のひとつです。

在来工法からの交換
従来工法からユニットバスへ交換する費用相場は、約100万~200万円ほどです。昔ながらの工法で作られている浴槽は、浴室に防水加工をしてコンクリートやタイルを敷き詰めています。そのため、浴室のタイルやコンクリートを剥がし撤去する作業も費用に加わります。

タイルがひび割れている場合や、水漏れを起こしている場合は、下地処理も大切な作業です。こうした交換パーツが多いため、費用相場が高めになります。

ユニットバス全体の交換
ユニットバス全体の交換では、50万円~150万円が相場です。ユニットバスを丸ごと交換するため、費用相場もあがります。オプションなどにより断熱工事やグレードアップした場合は費用が上がるため注意が必要です。

また浴槽の移動や増設、給排水やガスの工事が必要になる場合は、高額になります。予算が心配な方は、オプション費用や工事費の詳細の見積もりを取り寄せましょう。費用相場の範囲内で、相談にのってくれる業者はおすすめです。

ハーフユニットバスへの交換
ユニットバスをすべて交換することに抵抗がある方は、ハーフユニットバスへの交換がおすすめです。ハーフユニットバスとは、従来工法とユニットバスを組み合わせた浴槽になります。交換費用の相場は、ユニットバスと同じ50万円~150万円です。

何らかの理由でユニットバスが浴室に入らない場合に、間取りを変えることなくリフォームが可能です。在来工法でリフォームするときに比べて、床や浴槽の防水性が優れています。また壁や天井のデザイン自由度が高いことが特徴です。

:ユニットバスの交換費用をできるだけ安く抑えるには

ユニットバスの交換費用はできるだけ安く抑えたいものです。どの部分を安く抑えるかのポイントを紹介していきます。安く抑えるテクニックを覚えて賢くユニットバスを交換しましょう。

本体価格の見直し
業者で取り寄せた見積もりをもとに、本体価格の見直しをしてみましょう。浴槽は素材によって費用が異なるため、必要な素材で浴槽を選ぶことが大切です。人工大理石やヒノキといった素材は、本体価格が高額になります。

一方、ステンレスや強化プラストック素材であれば、本体価格は安く抑えられます。業者によって得意分野のおすすめ素材を提示されますが、自分にとって必要な素材であるか見直しておくことが重要です。

施工費用の確認
施工費用は、業者がおこなう浴槽の設置方法です。据え置き型や埋め込み式に分類されて費用が変わってきます。埋め込み式は床や壁の工事が必要になり、約150万円~500万円の施工費用です。

据え置き式は浴室床に直接設置する方法です。そのため施工費用は、約5万円~15万円程度と安く抑えられます。どの設置方法でユニットバスを交換するのか、業者の方と話し合うことがポイントです。

助成金の活用
自治体の助成金を活用することも大切なポイントです。特定の条件を満たしていれば工事費の一部、もしくは全額を補助してくれることもあります。お住まいの地域の自治体に問い合わせるなどして、リフォームの助成金があるか確認しておきましょう。

浴槽の素材費用の見直しや施工費の確認と合わせて、助成金の申請をおこなえば低料金でユニットバスへの交換ができます。安く抑えるテクニックで、ユニットバスの交換をおこなってください。

ユニットバス交換で必要な工事期間は?

ユニットバスの工事期間は、平均5日前後です。古い浴槽の解体作業や給排水の組み立て工事などで、約2日間かかると考えてください。そのあとにユニットバスの組み立て作業や給排水の接続工事をしていきます。

工事期間は、業者や工事内容によって変わることもありますが、4日目には換気扇や照明器具の取り付けをおこないます。この作業が終れば入浴が可能です。最終日にはクッションフロアなどの張り替え工事をおこない完了になります。

まとめ

古い浴槽からユニットバスへ交換したいと検討している人向けに、交換費用の相場や安く交換できるポイントをまとめました。ユニットバスの素材や設置方法で交換費用は大きくかわります。

信頼できる専門業者と打ち合わせをしながら、安くて快適なユニットバスに交換していきましょう。

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