水のコラム

詰まりや便器・排水管の破損…トイレに物を落としたらすぐに対処した方がいい理由とは

2021年06月20日  トイレのつまり

トイレに物を落としてしまったとき、すぐに対処していますか?

便器の中、視認できる範囲に落ちていればすぐに拾えるでしょう。
特に、大切な物、高価な物であれば急いで便器の中から取り上げる方が多いかと思います。
ですが落とした物が小さな小物類で、さらに便器の奥、排水管の方まで流れていってしまった場合にはそのまま放置してしまう方も少なくないかもしれません。

異物を落としてしまっても、小さな物であれば「そのまま流れていくだろう」「これくらい問題ないだろう」と放っておきたくなる気持ちもよくわかりますが、実はこうした小さな異物も後々トイレを詰まらせる他、さまざまなトラブルの原因になることがあります。
トイレに異物を落としたら、放置せずにすぐ対処するべき理由についてご紹介します。

トイレにはさまざまな固形物を落としてしまうリスクがある

トイレにちょっとした固形物を落としてしまうというアクシデントは、誰の身にも起こり得ることです。
ポケットにしまっていた小物を落としてしまうこともありますし、トイレに飾っていたインテリア小物をうっかり落としてしまう可能性もあります。
子どもがトイレにまで大切に持っていったおもちゃを間違って便器の中に落としてしまうこともあるでしょう。

ただ落としただけならすぐに拾い上げればトイレには問題ありませんが、すでにレバーを回して水を流したタイミングで落とし物に気づくパターンもあります。
自動洗浄機能のあるトイレでは水を流すタイミングを選べないため、落としたことに気づいているにもかかわらず、目の前で奥まで流されていってしまうこともあるかもしれません。

こうして奥まで流れていってしまった異物について、よほど大切な物でなければあきらめてしまう方も多いかと思います。
ですがトイレに固形物を流すと、後々大変なトラブルに発展することがあります。

トイレに異物を落としたことで起きる可能性のあるトラブル

小さな固形物であれば、落としてからもしばらくは問題なく水が流せるでしょうし、普段通りにトイレを使える日々が続くことが多いです。
そこで安心してしまいがちなのですが、実際のところ落とした固形物は排水管の奥の方に引っかかっているケースもよくあります。
そうなると何が問題なのかというと、固形物が引っかかっている分水の流れる道が狭くなってしまうことです。

水の流れる道が狭くなり、その狭くなったところに本来普通に流せていたはずのトイレットペーパーなどが少しずつ引っかかってまた水の通る道を圧迫し、そしてさらにトイレットペーパーが引っかかる…という悪循環がはじまってしまうのです。
そうなれば後は深刻なトイレ詰まりに発展するのは時間の問題です。

さらに懸念材料となるのが、固形物は排水管や便器を傷つけ、破損させてしまう可能性もあるということです。
本来トイレットペーパーや排せつ物、そして水しか通らないはずの便器や排水管は、固形物がぶつかりながら流れていくようにはできていません。

便器や排水管が破損するとそこから水漏れするというトラブルに発展することも。
そうなると便器の交換や排水管の修理が必要になり、修理費用もかさんでしまうでしょう。
深刻な事態が発生する前に、水道修理業者へ事情を説明し、便器の排水口から排水路、排水管の方までチェックしてもらうと安心です。

トイレに異物を落とさないための一工夫も大切!

どれほど注意していても、トイレに異物を落とす可能性をゼロにすることはできません。
ですがリスクを減らすために地道な一工夫を積み重ねていくのも、トラブルを避けるためには大切なことです。

たとえば、トイレにはなるべく物を置かないようにするだけでも一定の効果が期待できます。
おしゃれな方、インテリアにこだわりのある方は、トイレの中もきれいに飾りつけているかもしれません。
またお子様が小さいうちはトイレに入るのを怖がることもあるため、安心させるためのおもちゃなどを置いているご家庭もあるかと思います。
インテリア小物やおもちゃだけでなく、タオルや生理用品、お掃除の際に使うクリーナーなどを必要な物を手の届く場所に置いている方も多いかもしれません。

ですが、こうした固形物・小物類も、ふとした瞬間便器に落としてしまうリスクがあります。
ペットや子どもがうっかり落としてしまったり、掃除の際などほんの少しの不注意で便器の中へ物を払い落としてしまったり…。

こうした悲劇を避けるためにも、トイレタンクのような不安定な場所や落としたときにちょうど便器に入ってしまうような場所には物を置かないようにしましょう。
トイレに入るときには、携帯電話をはじめ小物を持ち込まない、というルールを家族でしっかり決めるのもおすすめです。

また、水を流す前にしっかり便器の中を確認することを習慣づけるのも、地味ながら効果的な心がけです。
もし気がつかないうちに何か落としてしまっていても、最後に確認するくせをつけておけば流してしまう前に気がつき、ちゃんと拾うことができて安心です。

落とした物が自力では取れない! そんなときには水道修理業者へ相談しよう

トイレの水を流している最中に物を落としてしまったときなど、落とした物が手の届く範囲よりも奥へ流れてしまうこともよくあります。
自力では落とした物を取り出せないとわかったら、水道修理業者へ相談し対応してもらう方が安心ですし、確実です。
無理をするとかえって、状況が悪化することすら考えられますので、そうならないよう速やかに水道修理業者へ連絡するようにしましょう!

しまね水道職人は、松江市や浜田市、出雲市をはじめとした島根県内の各エリアで、水まわりのトラブルに関するご相談を受け付けています。
トイレの詰まりや異物を落としたなどのトラブルをはじめ、水まわりのことでお困りの方は、ぜひお気軽にしまね水道職人までお問い合わせください!

関連記事

しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315

しまね水道職人(島根水道職人) 0120-492-315