水のコラム

警戒レベル5とはどのくらいの危険度?命を守る行動と水まわりの事前対策【水道職人:公式】

2026年07月29日 (更新日:2026年07月29日)   水のトラブル


地震や大雨、台風など、災害に関するニュースで耳にする「警戒レベル5」ですが、実際にどの程度の危険が迫っているのか、ご存じでしょうか。
 
警戒レベルは5段階に分けられており、その中でも警戒レベル5は、災害が発生または切迫し、命に危険が迫っている極めて深刻な段階です。
この段階では、すでに安全な避難が難しくなっている可能性があります。
今いる場所より少しでも安全な場所へ移動するなど、命を守るための行動を最優先にしてください。
 
今回は、水道修理業者の視点から、警戒レベル5が示す危険度と、危険が迫る前に行いたい水まわりの対策を解説します。
 

警戒レベルの意味と警戒レベル5で求められる行動


自治体が発令する避難情報や、気象庁などが発表する防災気象情報は、5段階の警戒レベルで危険度をあらわしています。
数字が大きくなるほど災害の危険度が高まり、求められる行動も変わる仕組みです。
 
ここでは、避難行動ととくに関係の深い警戒レベル3から5までを確認します。
 

災害が発生または切迫している警戒レベル5

警戒レベル5に当たる「緊急安全確保」が発令される段階では、河川の氾濫や土砂災害などが発生または切迫し、命に危険が迫っています。
指定された避難場所まで安全に移動することが、すでに難しくなっている可能性もあるでしょう。
 
今いる建物の上階や、崖・河川から離れた部屋、近隣の頑丈な建物など、状況に応じて、少しでも安全な場所へ直ちに移動してください。
なお、警戒レベル5は必ず発令されるとは限らないため、発令を待たず、警戒レベル4までに危険な場所から避難することが重要です。
 

警戒レベルと推奨される行動の比較

警戒レベル3から5までの状況と、求められる行動を以下の表にまとめました。
水まわりの備えは、避難が必要になる前の安全な段階で済ませておきましょう。
 

警戒レベル 危険度と状況 求められる行動
警戒レベル3 高齢者等避難 危険な場所にいるご高齢の方など、避難に時間のかかる方は避難し、それ以外の方も、必要に応じて避難の準備を始める
警戒レベル4 避難指示 水まわりの対策などを優先して避難を遅らせないようにし、危険な場所にいる方は全員避難
警戒レベル5 緊急安全確保(災害発生または切迫) 今いる場所よりも少しでも安全な場所へ直ちに移動し、命を守るための行動を取る

 

雨が強まる前に行いたい排水口の逆流対策


大雨によって下水道管の水位が上がると、トイレや浴室、洗濯機などの排水口から下水が逆流することがあります。
雨脚が強まる前の安全な時間帯であれば、排水口へ水のうを置くことで、逆流を抑えられる場合があるでしょう。
 
ただし、避難情報が発令されているときや、すでに浸水が始まっているときは、作業を行わず避難を優先してください。
 
水のうは、以下の手順で作成します。
 

  1. 45リットル程度の丈夫なゴミ袋を2枚重ねて用意する
  2. 重ねた袋の半分程度まで水を入れる
  3. できるだけ空気を抜き、袋の口をしっかり結ぶ
  4. トイレの便器内や、浴室・洗濯機などの排水口を塞ぐように置く
  5. 雨脚が強まる前の安全な時間帯に設置する

 

水害に関するよくある質問

大雨や台風が接近した際の水まわりについて、よくある疑問にお答えします。
安全に行動するための参考にしてください。
 

Q1.お風呂に水をためておくのはいつがよいですか?

浴槽へ生活用水をためる場合は、雨脚が強まる前の安全な段階で行いましょう。
自治体や水道事業者から使用制限などの案内が出ている場合は、その指示に従ってください。
 
ただし、避難情報が発令された後は、水をためる作業を続けず、避難を優先しましょう。
 

Q2.避難前にトイレが使用できなくなった場合はどうすればよいですか?

排水口からの逆流が疑われるときは、生活用水を浴槽にためている場合でも、水洗トイレの使用を控えてください。
携帯トイレや簡易トイレを使用し、必要に応じて凝固剤や防臭袋を活用しましょう。
 
使用後は袋の口をしっかり閉じ、製品表示と自治体の案内に従って保管・処分してください。
携帯トイレや凝固剤、防臭袋は、平時から必要な量を備えておくと安心です。
 

Q3.床下浸水したあとに水まわりの点検は依頼できますか?

床下浸水後は、建物や電気設備の安全が確認されるまで、床下へ入らないでください。
安全が確認された後は、水道修理業者へ点検を依頼しましょう。
 
「しまね水道職人」では、現場の水まわりの状態を確認し、必要な点検や修理をご案内します。
床下浸水後に水の出方や排水の流れなどに違和感がある場合は、お気軽にご相談ください。
 
関連記事:水漏れ被害のフローリング張替えガイド!費用と火災保険の適用は?
 

警戒レベル5を待たずに早めの避難を


警戒レベル5は、安全な避難が難しくなり、命に危険が迫っている段階です。
発令を待たず、危険な場所にいる方は、警戒レベル4までに避難してください。
 
水のうの設置や生活用水の確保は、大雨が強まる前の安全な時間帯に済ませることが重要です。
すでに危険が迫っている場合は、ご自宅の水まわりを守る作業よりも、命を守る行動を優先しましょう。
 
災害後、水漏れや排水の逆流などの異常が見つかったときは、無理にご自身で対処せず、水道修理業者へ相談してください。
 
「しまね水道職人」では、現場の水まわりの状態を確認し、必要な点検や修理をご案内します。
気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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