水のコラム

水回りを掃除する際に意識するべきポイントを場所ごとに解説!

2022年01月28日  水まわりのお手入れ


バスルームやキッチン、トイレなどの水回り。水回り部分がキレイだと、気持ちがよくなるものです。

この記事では、水回り掃除の時に意識したいポイントや注意点などを紹介します。水回り掃除する際に、役立ててくださいね。

台所を掃除する際のポイント

ここでは、キッチン掃除をするポイントを3つ紹介します。

1つ目は、食器洗いの後にはシンクを洗うことです。シンクを洗わないと、油汚れや食べ物カスをそのままにしておくことになってしまいます。その結果、カビが発生したりヌメリが生じたりすることにもなりかねません。

毎晩の食器洗いの後に、中性洗剤を付けたスポンジでシンクを洗い、最後に水分を取ることを習慣にしてみましょう。そうすると、カビや水垢の発生を防ぐことができます。

2つ目は、ステンレスコーティング剤を使用することです。水垢は一度付くとなかなか取れません。とはいえ、水分を毎回取っていくのは面倒ではないです。そんな時に、便利なのがステンレスコーティング材です。

コーティング材を使用すると、キッチンの汚れが気にならず、水垢の残りにくいキレイなキッチンに蘇ります。シンクが古く水切れが悪い時におすすめです。

3つ目は、重曹とクエン酸を使って掃除することです。重曹とクエン酸はとても相性がよく、お掃除に使用している人も多いのではないでしょうか。

キッチンの排水口は、定期的に掃除しないとヌメリや水垢などが発生してしまう場所です。キッチンの排水口を掃除する際には、まずクエン酸小さじ1と水200mlを合わせてクエン酸水を作っておきましょう。

次に、排水口の蓋を取って、排水口の汚れを水や洗剤などで掃除します。古い歯ブラシがあれば、使用してもよいでしょう。その後、重曹を1カップほどかけて、クエン酸水を吹きかけます。泡が出てくるので、そのまま1〜2時間ほど放置し最後にお湯をかけてください。排水口以外でも、重曹とクエン酸水を使ってキッチン周りを拭くと、殺菌効果が期待できます。

さらに、蛇口やシンクなどにこびりついた水垢がある場合、クエン酸水をスプレーして、スポンジで擦ることで簡単に掃除できます。このように、クエン酸と重曹はキッチン掃除でも大活躍。常備しておくと便利です。

トイレを掃除する際のポイント

次に、トイレ掃除する際のポイントを紹介します。

1つ目は、汚れが付着しやすい部分を掃除することです。便器の内側や便器と便座の間は、尿が付着しやすい部分です。しっかり掃除しないと、頑固な黄ばみや尿石となってしまうことも。

便座や便座の裏側、便器の淵はしっかりチェックするようにして、こまめに拭き掃除をしましょう。クイックルワイパーや中性洗剤を使用して、常にきれいな状態を保っておきましょう。

2つ目は、便器やタンク内のカビやヌメリ掃除をすることです。トイレ掃除しているのに、便器の中にカビが発生している場合、タンク内にカビが発生していることが考えられます。これらの汚れは酸性。弱酸性の重曹を使用すると、キレイにするだけでなく消臭効果も期待できます。

タンク内を掃除する際には、まず重曹を1カップタンクに入れて、6時間ほど経った後に水を流してください。これだけで、タンク内の黒カビを除去し、嫌なニオイも取り除くことができます。汚れや悪臭の予防になるので、月に1回ほど定期的に行いましょう。

便器の中の水垢や尿石などの汚れは、アルカリ性。酸性のクエン酸と、クエン酸と相性のよい重曹をミックスして使うと、しつこい汚れもキレイに落とすことができます。

しつこい黒ずみには、重曹3に対して水1の割合で練って作った重曹ペーストが効果的です。気になる黒ずみ部分に重曹ペーストを塗り、トイレットペーパーで蓋をします。その後、20〜30分後にブラシで擦ると、黒ずみを簡単に落とすことができます。

3つ目は、トイレの床や壁掃除です。トイレの床や壁部分には、大さじ1の重曹とお湯200mlを混ぜた重曹水が効果的です。スプレーボトルに入れて吹きかけ、拭き取るだけで簡単に掃除ができます。汚れを取るのはもちろん、消臭効果にも期待できるでしょう。

浴室を掃除する際のポイント

バスルームを掃除する際には、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

1つ目は、水分を除去することです。バスルームに水分が残してしまうと、カビや水垢などさまざまな汚れを発生させてしまいます。バスルームから出る前には、水切りワイパー等で必ず床や壁の水分を取り除くようにしましょう。

また、バスルームを使用していない間もしっかりと換気扇を回して乾燥させた状態を保つことは大切です。しかし、換気扇に埃やカビがある場合は、そのまま回し続けると汚れを撒き散らすことになってしまいます。換気扇もしっかり掃除して、清潔な状態に保ちましょう。

2つ目は、ピンクのヌメリをすぐに除去することです。バスルームの床や、シャンプー・トリートメントの底部分に付着しているピンクのヌメリ。これは、カビの温床となる細菌です。石鹸カスや皮脂汚れが残っているバスルームに発生することがあります。

水分を好み、繁殖の速度が速いため、見つけたら早めに除去しましょう。アルコールやクエン酸を使用して掃除すると、除菌効果が期待できます。

3つ目は、予防掃除を行うことです。目には見えないカビは、気にせず過ごしていたとしても、一度発生するとあっという間に増えてしまい、なかなか落ちにくいので厄介です。

カビ取りの予防には、防カビ剤や重曹がおすすめです。市販の防カビ剤は、1〜2ヶ月に1回の頻度で定期的に使用すると効果的です。

また、バスルームを使用した後に、残り湯と重曹を使って掃除することもできます。
方法は至ってシンプルです。まず、浴槽のお湯を抜く前に、カップ1杯ほどの重曹を入れます。その後、バスルーム内にある風呂桶や椅子、おもちゃなどを一緒に入れて一晩漬けて置きましょう。次の日の朝に、水を抜いてブラシで擦り洗いしてください。

水回りを掃除する際に気を付けるべき点

水回りを掃除する際、よく使用するのが重曹とクエン酸です。どちらも人や環境に優しい素材として知られていますが、重曹の濃度が高すぎると、手荒れを引き起こす可能性があります。お肌の弱い人は、手袋などをした上で作業するようにしましょう。

また、重曹には研磨作用があります。テフロン加工してある部品を擦ってしまうと、加工が剥がれてしまい錆の原因になります。汚れがひどい場合には、力を入れすぎてしまわないよう一晩つけ置きしてから洗い流すようにしてみましょう。

さらに、重曹は木製などの自然素材、クエン酸は大理石やセメント、鉄などの素材には不向きです。これらの素材に使用してしまうと、変色したり色がくすんでしまいます。重曹やクエン酸を使用する際には、変色しない素材かどうかを必ず確認するようにしてください。

まとめ

この記事では、台所・トイレ・浴室の水回りを掃除する際に意識したいポイントを紹介しました。

水回りの掃除は、日頃からこまめに行うことがポイントです。水回りの掃除の際、大活躍する重曹やクエン酸は人にも環境にも優しいので、安心して掃除に使うことができます。

しかし、使用する場合には、変色しない素材かどうかを必ず確認するようにしてください。掃除のポイントは、マメに継続して行うことです。ある程度汚れてから掃除にとりかかると、余計に手間がかかってしまうことがあるので気をつけてください。

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