水のコラム
夏の水道代が急に高くなった!?見えない水漏れを見つける方法
「今月の水道代、なんでこんなに高いの…?」なんて経験はありませんか?
夏になると、シャワーの回数が増えたり、洗濯物が多くなったり、お子さんのプール遊びで水を使ったりと、確かに水の使用量は増えがち。
でも、それほど使った覚えもないのに請求額が倍近くに、といった場合は、もしかすると見えないところで水漏れが起きているかもしれません。
水漏れというと、蛇口から水がポタポタ落ちたり部品の接続部からチョロチョロ流れていたり、目に見えるトラブルをイメージする方も多いかと思いますが、実は水漏れには「目に見えない厄介なタイプ」も少なくないんです。
地中に埋まった配管や、壁の中の給水管から漏れている場合、気づかないうちに大量の水が無駄になってしまうことも。
しかも困ったことに、こうした隠れた水漏れは時間が経つほどに被害が拡大していきます。
水道代が高くなるだけでなく、建物の基礎が傷んだり、カビが発生したりと、二次被害も心配です。
そこで今回は、夏の水道代が気になる方必見の「水漏れセルフチェック法」についてご紹介したいと思います。
目次
夏場は水漏れに気づきやすいタイミング
水漏れなら季節に関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、実は夏は水漏れを発見しやすい季節と言えるんです。
夏は確かに水をたくさん使う季節ですが、そういった意識があるからこそ、ちょっとした違和感にも敏感に反応できる可能性が高いはず。
普段なら詳しく見ずに済ませてしまいがちな水道代の通知も、夏なら「さすがにおかしい」と気づきやすいですよね。
また、梅雨が明けて地面が乾燥してくると、地中からの水漏れがあった場合など、その部分だけ土が湿っていたり、植物が異常に元気だったりして発見しやすくなるケースも。
簡単!水漏れセルフチェックの方法
では、特別な道具を使わずにできる水漏れチェック法についてもご紹介しておきましょう。
どれも5分程度でできる簡単な方法ばかりですので、ひぜ試してみてください。
水道メーターで確実にチェック
一番確実な方法は、水道メーターを使ったチェックです。
まず、家中の水道を全部止めましょう。
蛇口はもちろん、洗濯機、食洗機、トイレなど、水を使う設備すべてです。
その状態で水道メーターを見に行き、パイロット(小さな赤い羽根のような部分)が回っていないかチェックします。
もし何も水を使っていないのにパイロットが回っていたら、どこかで水漏れが起きている証拠です。
ちなみに水道メーターは、戸建ての場合は家屋の裏手や庭の一角など、集合住宅の場合は屋外の玄関ドア横手などに設置されているケースが多いので、一度確認してみてください。
トイレとお風呂もチェック
トイレは意外と水漏れしやすい場所です。
タンクの中に食紅を1〜2滴垂らして、15分ほど待ってみてください。
便器の水に色がついたら、タンクから便器への水漏れが起きている証拠です。
他にも見落としがちなのが、給湯器周りの水漏れ。
「暑いから給湯器なんて使わない」と思っていても、実は台所やお風呂で少しでもお湯を使えば給湯器は動いているものです。
給湯器の下や周辺に水たまりがないか、配管から水が滴っていないかなどチェックしてみてください。
水漏れを見つけたらどうする?
セルフチェックで水漏れが疑われる場合、まずは落ち着いて対処することが大切です。
応急処置と記録を
まず止水栓を閉めて被害の拡大を防ぎましょう。
その後、修理業者に状況を説明するため、漏水箇所の写真などを撮っておくと後々役立つ可能性があります。
地域によっては水道料金の減免措置などもあるので、詳しくは管理会社や水道会社に問い合わせてみてください。
信頼できる業者の選び方
「水漏れ修理」で検索すると、たくさんの業者が出てきて迷ってしまいますよね。
緊急事態だからといって、最初に見つけた業者にすぐ依頼するのは危険。
地元で長く営業している業者や、料金体系が明確、事前に見積もりを出してくれるところがあれば安心ですね。
また「水道局指定工事店」など、地域の水道局公認の事業者を選ぶのも大切です。
もし相談先にお困りの際は、私たち「しまね水道職人」までご連絡ください。
地域に根差した丁寧で迅速なサービスを提供しており、24時間365日体制で受け付けております。
お見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
夏こそ水漏れチェックのチャンス
「水道代が高いな」と感じたら、それは隠れた水漏れを発見するチャンスとも言えます。
今回ご紹介したセルフチェック法は、どれも特別な道具や技術は必要ありません。
ちょっとでも違和感を感じ取ったら、ぜひ一度試してみてください。
早期発見できれば、水道代の節約にもなりますし、建物への被害も最小限に抑えることができます。
もし水漏れが見つかったとしても、慌てる必要はありません。
適切な対処をすれば、必ず解決できる問題です。
大切な住居の水環境を守るためにも、ぜひ今日からでも意識してみてください。
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