水のコラム

トイレリフォームの費用相場!満足いくラインは?

2022年04月08日  トイレのメンテナンス


毎日使用するトイレは、こだわりのある空間にしたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にリフォームを検討した際、気になるのはリフォーム費用です。

この記事では、トイレリフォームの相場価格や費用を抑えるポイントを解説します。
リフォームする際に役立ててくださいね。

トイレリフォームの費用相場

トイレリフォームは、他のリフォームよりもコストが安いので手軽に行えるというメリットがあります。ここでは、トイレリフォームの費用相場を4つに分けて解説します。

■内装リフォームの費用相場
トイレの交換・床・壁・天井まですべて新しく工事する場合、15万円から30万円ほどかかるでしょう。しかし、一気に全部は必要ないという人もいるかもしれません。その場合は、部分的な内装工事もできます。

床張り工事のみする場合は、およそ10,000〜60,000円です。天井・壁紙工事は、25,0000〜45,0000万円ほどで、トイレのドアはおよそ20,000円、照明は10,000円ほどで取り付けできます。

希望する内装工事は人それぞれなので、各部分の工事費用を確認して行うようにしてください。

■便器交換の費用相場
トイレ便器の交換費用は、10万円〜25万円ほど。便器の種類によって値段には幅が出てきます。

便器・便座・タンクそれぞれ組み合わされた「組み合わせトイレ」は10万円以内で交換可能です。温水洗浄機能が付いたスタンダードなトイレは11万円〜20万円、タンクレス・全自動洗浄など高機能なものは20〜30万円ほどかかります。

■部分的にリフォームする際の相場
今あるトイレに新しく温水洗浄便座や手すりを設置したいという場合は、部分的なリフォームで対応できます。内容にもよりますが、10〜20万円ほどでリフォームできるケースが一般的です。

たとえば、ウォシュレットを設置したいときには、ウォシュレット費用が80,000円ほど。また、設置工事費用に1万5,000円ほどかかるため、合計金額は9万5,000円程度になります。10万円以内でウォシュレットを取り付けることが可能です。

■手洗い場設置の費用相場
トイレに手洗い場を後付けする場合、10万円〜50万円ほどかかります。

既存のトイレの手洗い場を交換する場合は約10万円〜と考えておきましょう。手洗い場はタイプがさまざま。スタンダードな置き型タイプやコンパクトなブラケットタイプは、比較的安価に施工可能です。

しかし、カウンタータイプのサイズが大きい時や、こだわりを持って造る場合は高額になりやすいでしょう。

トイレ(便器)のグレードと費用

「このメーカーのものを導入したい」と考えていたとしても、トイレ(便器)のグレードによって費用は大きく異なります。そのため、グレードを意識して選ぶことも重要です。

トイレは主に3つのグレードに分けられます。

低グレードなトイレは、ロータンクで便器本体のみの組み合わせ型便器のことで、金額としておよそ10万円以内と見られます。

もう少しグレードを上げると、ロータンク・便器本体・洗浄便座の一体型便器がセットとなっているもので、およそ20万円程度となります。

グレードが高いものになると、タンクレストイレとなり、洗浄便座や便利な機能があらかじめ付いていることが多くなります。トイレの本体価格としても、30~60万円程度と幅広くなっています。

グレードを増すごとに機能もアップし、温風乾燥機能や便座内を自動で洗浄する機能、便座の自動開閉機能などが含まれます。さらに、自動で排水する機能やトイレ内の除菌、スマホアプリでの操作ができるなどの機能性が付いているものも。

しかし、これら機能性が高いトイレは費用も高くなってしまいます。あれもこれも機能をつけると、予算を超えてしまうことも。あると便利な機能ですが、実際のところなくても構わない場合には、本当に使用するかどうかを振り返ってから購入するようにしましょう。

最新機能にこだわるのではなく、ライフスタイルに合ったものを選ぶことをおすすめします。

トイレのリフォーム費用を抑えるポイント

ここで、トイレのリフォーム費用を抑えるポイントを4つ紹介します。

■施主支給
施主支給とは、施主が部材を手配して施工会社に工事してもらうこと。

自分で安い部材を購入できるので選択肢が広がります。

アウトレット品や中古品、インターネットで販売されている商品も選択肢に入れることが可能です。安いお店を探して購入できれば、リフォーム費用を抑えられるでしょう。

しかし、施主支給でのリフォームは業者によっては対応がわかれることも。施主支給を検討している場合は、事前に問い合わせるようにしてください。

また、前もって聞いておくと「設備したいものを取り付け可能かどうか」を確かめることもできます。施工会社に確認してもらうならば、安心感が強まるでしょう。

■型落ち商品を選ぶ
最新モデルや多機能商品は魅力的ですが、コストが高くつきます。

家電製品などもそうですが、新商品が出ると旧型品は値引きし、新商品への入れ替えが行われます。トイレの便器も同様で、トイレメーカーは数年おきにデザインや新機能を付けた新商品を発売します。

そのため、在庫をもつ販売店や工事店では旧型品や型落ち商品を安く販売することがあるのです。トイレリフォーム費用を抑えたいのであれば、リフォーム業者に値引きできる商品があるかどうか聞いてみましょう。

■複数の業者から見積もりを取る
トイレの便器の市場価格は、インターネットを通して知ることが可能ですが、工事費用を知ることはできません。3社ほどの業者に見積もりを依頼し、工事内容と値段を比較してください。複数社で見積をとれば、相場の費用を把握できます。

また、業者による対応や工事保証期間内容も比較してチェックできるのでおすすめです。

■必要最低限をリフォームする
トイレの便器を交換する際に、壁や床もすべてリフォームしたくなることもあるかもしれません。

トイレ全体を替えると、統一感があり使いやすくなりますが、その分コストが上がってしまいます。現時点でコストを抑える必要があるときは、必要以上のリフォームを控えることも大切です。

まとめ

トイレの内装をすべてリフォームすると、思った以上に高額になることがあります。

しかし、便器のタイプ・グレードを変更する、こだわりのポイントを絞るなどすれば、予算内に抑えられるでしょう。

コストを抑えたい場合は、施主支給することや型落ち商品を選ぶことも。複数の業者から見積もりを取り、相場価格でリフォームするようにしてください。

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