水のコラム

トイレに異物を落としてしまったとき、どう対処する?

2021年02月07日  トイレのトラブル


トイレに物を落としてしまった!焦りますよね。落としたものが上手く取れればいいですが、それが原因でトイレが詰まってしまうこともあります。今回は、トイレに異物を落としたときの対処方法についてご紹介します。
 

トイレは意外にデリケート

みなさんは、トイレに物を落としてしまったことはありますか?和式、洋式に関わらず、便器に落とし物をする人は結構多いようです。そもそもトイレはその用途から、流せば何でも流れてくれると思いがちなのですが、基本的には、
 
・人の排泄物
・トイレットペーパー
・水

 
以外のものを流してはいけないのだそうです。例えば、「流せるxx」などトイレに流してもOK!という商品であっても、トイレットペーパーよりも水に溶ける速さが遅いため、大量に流せばトイレの詰まりを起こします。
 
また、同じ排泄物であっても、ペットの排泄物は、人とは成分が違うため、詰まりの元になる可能性があります。トイレの排水は、意外にデリケートなのです。そんなトイレに、水には溶けない異物を流してしまったら大変!トイレが詰まって便器から水が溢れる、なんて大惨事を引き起こしかねません。
 

トイレに物を落としたとき、絶対にしてはいけないこと

あなたはトイレに何を持ち込みますか?2015年に行われたアンケートに、約4割の人が「スマートフォン」と答えています。また、別のアンケートでは、約2割の人が「トイレに携帯電話を落とした経験がある」と答えているそうです。
 
トイレに物を落とす場合、ほとんどが不注意の事故です。スマホだけでなく、ポケットに入れていたペンやメガネ、着けていたヘアピンやアクセサリーなど、落とす物にも色々あります。スマホに限らず、トイレに物を落としてしまったらすごく焦りますよね。早く取りたい、でも便器に手を突っ込むのは嫌!
 
ここで、一番してはいけないのは、水を流してしまうこと。もし落とした物でトイレが詰まってしまったら、排水が上手くいかず、便器から水が溢れてしまいます。詰まっていなかったとしても、落とした物が排水管の奥に流れてしまい、拾うことができなくなってしまいます。
 
また、ワイヤークリーナーを使うのも同じ理由でNGです。そしてもうひとつの詰まりを取る手段である、パイプクリーナーを使うことも止めましょう。パイプクリーナーは薬剤の化学反応で汚れを浮かせ、詰まりを取るものです。金属などの固形物には効かないので、やっても意味がありません。
 

トイレに異物を落としたとき、するべきことは?

トイレに物を落としてしまったときは、焦らずに以下の手順で落としたものを取り出しましょう。
 
①排水枡を遮断する。
排水枡というのは、トイレから流れてきた排水が、下水道に流れる前に一旦貯められるところで、通常屋外にある小さなマンホールの中にあります。マンションなど集合住宅は位置が分かりにくいため、日頃からどこにあるのか確認しておく方がいいでしょう。下水道に物が流れてしまうと、取り出すのはほぼ不可能になります。ですから排水枡のマンホールを開け、物が流れてきたらそこで取り出せるように監視、遮断しておきましょう。
 
②止水栓を止める。
トイレ内の給水管の根元にある止水栓を止め、トイレに水が流れないようにします。
 
③ゴム手袋をして、手で物が取れないか試してみる。
便器には、悪臭や害虫を防ぐ「封水」を溜めるため、奥に「せき」があり、目に見えていなくても、異物がその「せき」の手前で堰き止められている可能性が高いです。できるだけ長いゴム手袋をして、便器の奥に手を突っ込み、取れそうならそのまま拾いましょう。
 
注意点としては、ペンなどの長いものが便器に引っ掛かっていて取れなくなっている場合、無理やり引っ張って取ろうとすると、便器が損傷してしまうので、あくまで無理をせずに行うことです。
 
④もし手で取れなければ、ラバーカップを試してみる。
ラバーカップは「すっぽん」とも呼ばれ、トイレだけでなく、キッチンや洗面所などの排水管の詰まりを取る道具です。ラバーカップの使い方は、以下のような感じです。
 
1.水はねを防止するため、ビニールシートやタオルを床に敷く。
2.水が溜まっている状態で、ゴムの部分を便器の穴に向けてゆっくりと押し込む。
3.力を入れて一気に引き抜く。
4.異物が取れなければ、押し込む→引き抜く、を何度か繰り返す。
トイレのラバーカップには、洋式用、和式用、節水型便器用などいくつかの種類がありますので、ご自宅のトイレに合ったものを選びましょう。
 
⑤ここまでしても無理ならば、水を流し、排水枡に物が流れてくるか確認する。
④を行っても、落とした物が出てこない場合は、既に排水管の奥に物が流れてしまっている可能性がありますので、バケツなどで水を便器に入れて何度か水を流し、排水枡にそれが流れてくるかを確認しましょう。作業はトイレ側に1人、排水枡側に1人と、計2人は必要です。注意点としては、トイレが詰まっている状態で水を流しても無意味ですので、一度水を流して、排水管が詰まっていないことを確認してから行うようにして下さい。
 
トイレに物を落としたときの対処方法についてご紹介しました。しかし対処をしても解決しなかった場合は、早めに業者に連絡をしましょう。「しまね水道職人」は、プロの技術であなたのお困りを解決致します。どうぞ、お気軽にご相談下さい。

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